ヒヨコ初めての方向け紹介文:①ガイドのグレイさんと私(2018年1月13日up、2023年4月22日追記)
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カクヨムにて、

歴史家たちのポジショントーク:

暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世

を新規投稿しました。

 

 

  • あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。

 

 

 

 

 

アメブロ更新が間に合ってませんが、最新話進んでます…

 

 

 

 

 

アンリ・マルタンの新しい『フランス史』で

描写されたシャルル七世に対する反論が

巻き起こってます。

 

 

この論争の結果、どれほど無知な陪審員が見ても、

「この歴史家(マルタン)は的外れで、彼の評価は偏見に満ちている」

という感想で一致した。

19世紀後半:新しい『フランス史』(2)異議あり引用)

 

 

反論の弁は、原文を見ていただくとして。

 

 

要約すると、

歴史家の権威を使った

イデオロギー煽動、印象操作

について問題提起されている。

 

 

自由主義者の著アンリ・マルタンは、

復古王政と当時のシャルル10世を嫌っていて

その煽りで、

国難を乗り越えた同名の王「シャルル七世」に

偏見を持っているのではないかと

指摘されています。

 

マルタンは政治的な信念のために

歴史家としての矜持を曲げた…と。

 

 

 

 

今の歴史界隈、創作界隈でもよくある話。

スピ界隈も同じく。

 

非物質な存在からのメッセージとして

個人的な思想、正義感を代弁させることに

あやうさを感じているのでね…

 

 

 

マルタンの反論に対する、さらなる反論も。

 

 

シャルル七世の復権を、まじめに追求する人たちにとっては残念なことだが、

この王子の生涯と行動に関する当時の文献は、彼の性格が「不治の病」に冒されており、救いようがないことを間違いなく示している。

 

彼の人生は、嘆かわしい失敗の連続にすぎない……

 

当時の年代記を読めば、シャルル七世は30歳になるまで、

誰かに必要とされることもなければ、どこかに帰属することもなかった

 

------(中略)------

 

彼の人生を占めているのは、少年時代を荒廃させた疑惑と恐怖である。

恐ろしい悩みにさいなまれ、彼は民衆の目を避け、愛されていた都市さえ避けた

 

19世紀後半:イポリット・ダンシン「救いがたい王」引用)

 

 

すごい批判されててウケる笑い泣き

 

 

愛されることが怖い…?

いかにも子供時代のトラウマっぽい。

 

もしかしたら、

リッシュモンを避けていた理由かもしれない。

こっち来んな! 私に好意を向けるな!!って笑い泣き

 

 

内なるシャルルさんは、

「そういう感傷的な解釈はいらない。単に偏屈なだけだ」

と言ってますが、どうでしょうね口笛

 

 

 

 

 

続きはカクヨムにて。

 

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▼歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世

 

 

 

 

 

 

\ここから下は自著の紹介ニコニコ

 

 

  自著など

 

 

📕最新作:アレクサンドル・デュマの未邦訳戯曲『シャルル七世とその重臣たち』

全五幕の歴史・悲劇を翻訳。現在、カクヨムで公開中。

 

 

 

 

📕新刊:十九世紀の異端科学者はかく語る: ダーウィンの愛弟子ラボックの思想と哲学

ジョン・ラボックのエッセイ『The Pleasures of Life』第一部を書籍化。
訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。

 

 

 

 

 

📕既刊:神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー

2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念に書籍を出版。

デュマ・フィスの未邦訳小説を翻訳しました。

 

 

 

 

 

Web上で公開しているタイトル一覧


📕【少年期編・完結】7番目のシャルル、狂った王国にうまれて 〜百年戦争に勝利したフランス王は少年時代を回顧する〜(表紙絵あり)

小説家になろうカクヨムアルファポリス

 

 

📕【青年期編】7番目のシャルル、聖女と亡霊の声

カクヨム

 

 

📕19世紀の異端科学者はかく語る(改稿前)

序文新章「訳者の感想文」

 

 

📕神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(改稿前・表紙絵あり)

カクヨムアルファポリスnote