![ヒヨコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/165.png)
![注意](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/111.png)
仕様変更でマイページが見えなくなり
アメブロ全般から遠のいてます。
▼事情説明
アメブロの代わりに、下記の3コンテンツが稼働中。
- X(旧Twitter):ちょっとした雑談
- note:しっかりめの雑談
- カクヨム:小説
カクヨムにて、
を新規投稿しました。
きょうは4話と5話。
- あらすじ:各時代の歴史書に書かれている「フランス王シャルル七世」の評価が乱高下しすぎで面白かったので、歴史家たちのポジショントークの移り変わりをまとめました。
紹介を兼ねて、最新話(4話目)
から一部引用します。
16世紀の歴史家
フランソワ・ド・ベルフォレによる
シャルル七世評です。
民衆はシャルル七世という、これまでに法律を与え、法令を制定することを望んだ中で、もっとも素晴らしく、もっとも賢明で、もっとも優れた王の一人を失った。
シャルル七世は、他のどの王よりも怪物のような力——美徳、運命、幸運を持っている。彼の人生は、ほとんどゼロから始まったようなものだが……。
私たちは、ギリシャ人やローマ人など昔の偉業を称賛し、賛美する詩を読むことが好きだ。
多くの優れた古代詩を読み、それ以上の現代詩を記している人たちが、シャルル七世についてペンの飛翔を伸ばさないことに私は驚いている。
ヘクトルやアキレスをはじめ、裸同然の蛮族と戦ってさして強くもない都市を占領したアレキサンダーを称えるためではない。その美徳によって、低く貶められてから突然高みに上り詰めたシャルル七世を称えるためだ。
彼は、ヨーロッパでもっとも勇敢で果敢な戦士たちに勝利した王子である。
人から見下されていた王が、キリスト教国でもっとも偉大で強力だった王の栄光を失墜させたのだ。
ほーん、なるほどね!
シャルルさんがバケモノ扱いされてる
本文中に出てくる、
シャルル七世が持つ「怪物のような力」とは
下記3つです。
-
美徳(Virtue/いい意味での能力、資質)
-
運命(Destiny/避けがたい境遇、天命、宿命)
-
幸運(Fortune/偶然起こる幸運、財産)
外国語のニュアンスを日本語に当てはめるの難しい!
\がおー!/
続きはカクヨムにて。
★評価や♡イイネをタップしていただけると
作品の後押しになります。よろしくお願いします!
▼歴史家たちのポジショントーク:暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世
- 暗君か名君か、矛盾だらけのシャルル七世
- シャルル七世の歴史的な運命
- 15世紀:同じ時代に生きた人の評価
- 16世紀:没後100年「怪物のような王」
- 17世紀(1)王室の歴史家「フランスの修復者=中興の祖」
\ここから下は自著の紹介/
自著など
📕最新作:アレクサンドル・デュマの未邦訳戯曲『シャルル七世とその重臣たち』
全五幕の歴史・悲劇を翻訳。現在、カクヨムで公開中。
📕新刊:十九世紀の異端科学者はかく語る: ダーウィンの愛弟子ラボックの思想と哲学
ジョン・ラボックのエッセイ『The Pleasures of Life』第一部を書籍化。
訳者・序文で「ダーウィンとラボックの師弟関係」を書き下ろし。
📕既刊:神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー
2022年10月21日、シャルル七世即位600周年記念に書籍を出版。
デュマ・フィスの未邦訳小説を翻訳しました。