前回『リトリーバル準備編』の続きです。
 

 

今回のリトリーバル共同探索の対象は、

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所
 
Heleneさんの元記事は「アウシュビッツ強制収容所」ですが、
私の中の人(シャルルさん主導)がビルケナウを強調しているため
この表記でいきます。
 
なお、ビルケナウとは、
アウシュビッツに隣接する第二収容所です。
 
話が長くなりがちなので、
さっさとリトリーバル本編に入ります。
 
ヘルパーを召喚すると、茶色い軍服の兵士が敬礼しながら現れました。
私とガイドは、青っぽいカーキ色の軍服にグレーのマントを羽織っています。

ヘルパーが着ている茶色の軍服は「服務中の兵士」っぽい感じで、

私とガイドが着ている軍服は「礼装」っぽい。
 
 
私とガイド
 
この日の私は「シャルルさん濃度」が強め。
ガイドのグレイさんは「リッシュモン濃度」強め。
普段の「私とグレイさん」とはちょっと違う感じがする。
 
ガイドが「あなたに敬意を表します」と。
 
  • ヒプノセラピーで浮かび上がった前世記憶。
  • BMメソッドのリトリーバル案件。
 
過去に、当事者として大きなショックを受けた。
にもかかわらず、今回、フラッシュバックの危険を冒して
参加していることを指して「敬意を表します」と言っている。
 
「大丈夫、心配無用です。
私がそばにいるときは絶対にあなたを傷つけさせませんから。
シャルルさんの時もにかほ殿のときも、そうだったでしょう?
私を信じて、あなたは思いのままに行動してください」
 
うん、頼りにしているよ。
 
 
 
 
ヘルパーとガイドとともに、
リトリーバル参加者の集合場所に設定した
アウシュビッツの有名なゲート前へ。
 
影響を受ける人がいるかもしれないので
画像は小さめ。
 
 
 
なぜか、私はずっとタバコを吸っている。
 
現世の私は喫煙しません。タバコの煙と匂いは苦手です。
それなのに、リトリーバル中の私はヘビースモーカーで
「なんで?」と思いながらずっとタバコを吸っていました。
 
理由は、リトリーバル後のシェアで判明します。
 
Heleneさんの誘導でみんなはゲートの中へ。
私はゲートの横でタバコをふかしながら見送りました。
内心で「シャルルさんは何をするつもりなんだろう」と思いながら。
私=シャルルさんだから、うっすらと予感を感じているけど…
 
どんなに吸っても燃え尽きないタバコを
長ーーーーい吐息でふーーーーと吐き出しながら、
メランコリーな気分でつぶやいた。
 
では、私たちもそろそろ作戦を始めようか。
 
 
 
中編へ続く。
 
 

 

 

📕神がかりのジャンヌ・ダルクと悪魔憑きのトリスタン・ル・ルー(改稿前・表紙絵あり)

 

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📕【完結】7番目のシャルル、狂った王国にうまれて 〜百年戦争に勝利したフランス王は少年時代を回顧する〜(表紙絵あり)

 

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📕7番目のシャルル、聖女と亡霊の声 〜百年戦争に勝利したフランス王は600年ぶりに復活したので文句を言いたい〜

 

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