一旦、非公開にしていた

カクヨム版トリスタンをぼちぼち更新再開。

 

さきほど更新した

第八章〈フランス王の聖別式〉編「朗報と悲報(1)」

の文末にこぼれ話を追加しました。

 

題して、

シャルル七世の性格「sensuelle」について

 

 

sensuelle(センシュアル) 

仏日・日仏辞書では「官能的、享楽的、色情、好色」と、

いかがわしい印象の訳語が載ってますが、

本来のニュアンスは「知的で上品な艶っぽさ、色っぽさ

どちらかといえば褒め言葉だったという話。

 

歴史関係の書籍で、

シャルル七世が色情や好色と訳されているのを

ときどき見かけますが、

中世〜近世・近代の権力者で

「愛妾(側室)がひとり」というのは、

むしろ誠実な方では?と感じて、調査した結果です。

 

後宮、大奥、ハーレム…

古今東西にこういう文化はあるにもかかわらず、

シャルル七世が好色とされる現状に

不満と違和感がありましたが。

 

辞書が正確なニュアンスを伝えきれてないのと、

シャルル七世への先入観(悪印象)が重なった結果、

いかがわしい性格にされてしまったのだろうな。

 

よかったらリンク先の文末にあるこぼれ話を

ご一読ください。

 

 

 

 

 

 

アルファポリス版も差し替えました。

 

 

 

 

 

以前、ある歴史系動画を見たときに、

シャルル七世に変態じみた嘲笑的な字幕がついてて

ショックを受けたことがあります。

 

一般化したイメージを払拭するのは簡単ではない😢

 

ジャンヌを見捨てた説(見捨ててない)と同様、

少しでもイメージを改善できるように、

人目に触れやすいよう、今後も取り上げていきたい。

 

 

 

 

 

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各サイトで評価・ブクマなど応援していただけたらありがたいですがあせる

わずらわしさも理解できますので無理のない範囲でよろしくお願いします。

 

 

▼お知らせ(5月に結論を出します)