ここ数日ほど、タイトルやテーマが二転三転してますが、ずっと同じ話が続いています。
シリーズ1回目はこちらから→初セルフヒプノ①「きっかけ」
時系列は、以下の順番です。
①誰か来た(2014年8月)
②初セルフヒプノ(2015年2~3月)
③グレイさんに泣かれる(2015年2~3月)
③後日談(2015年3~4月)
④初セルフヒプノ再考(最近)
***
前回の余談として【追記】しようとしたら、予想外に長くなったので別記事にしました。
前回、進化うんぬん~と書いていたら、ひさしぶりにラボックさん(前世の1人)が出てきました。
久しぶりなので、簡単に紹介。
19世紀後半の裕福な中流階級のイギリス人。
子供のころ隣家に住んでいたダーウィンの影響を受け、趣味レベルで生物学や考古学の研究をしていた人です。本業は銀行家。
ダーウィンの弟子(一応…)として擁護派の一人であり、人脈を利用して政治・金融面で師を支援していたらしい。
(ラボっくん①「師弟ごっこ」参照)
ダーウィンと言えば進化論。
だから、前回の「進化」というワードに反応したみたいです。
ラボっさんたちの時代、すなわち進化論の黎明期は「自然選択説、自然淘汰説」と呼んでいました。
進化論および進化・退化という名称は、彼らの死後に付けられました。
ダー先生がどう考えているかは知りませんが、少なくともラボッっさんは「後付け設定のおかげで、誤解が生じている」と言っています。
自分たちは生物の多様性(選択肢の可能性)を論じていた。
多様性に優劣はない。
けれど、後年になり「進化・退化」という名称が定着すると、人々は生物を優劣で計るようになり、優生思想が生まれた。
いつのまにか最初の主旨から外れて、二元論にすり替えられた。
だから「進化論」という呼称は好きじゃない…らしい。
さらに言うと、スピリチュアル業界で妙な進化ネタが出てくることに、危うさを感じている…らしい。
「スピリチュアルな人々とは、人間の霊性や神々の世界を探求しているのだったね。学問以上に聖性と純粋性が求められる業界だろうに、進化という型に当て嵌めて論じるのは頂けないな」
長々と語り始めたので、本人にバトンタッチします。
***
分かりやすく説明しようか。
環境に合わせて生物の個体が変化すること。
つまり、生物の遺伝や変異には複雑な選択肢があり、多様性に富み、可能性に満ちている。
これが「進化(自然選択)」だ。
「退化(自然淘汰)」とは、多様性が失われて淘汰・消失に至ること。
進化論の本質とは、学問の枠を超越した既成概念の話なのだよ。
上で「生物」と記述した箇所を「魂」「精神」「文化」に置き換えてもいい。
ヒトの祖先がサルか否か、というのは一例に過ぎない。
たとえサルじゃなくても進化論の概念は微塵も揺るがない。
ところが、私たちの主張や学説は、いつのまにか矮小化された。
「進化」という呼称によって、特定の資質のみを優れている(または劣っている)という意味にすり替えられた。
その方が、為政者にとって都合がいいのだろう。
遺伝の優劣という身分制度は、一般大衆の自尊心をくすぐり、競争を煽り、スケープゴートを作ることが出来るからね。
進化論から派生した優生学は、人の傲慢さをあぶり出した。
大戦を経て、いくらか揺り戻しがあったが、進化という言葉の意味は誤認されたままだ。
そして、今まさに、スピリチュアルの名の下に、誤った進化を促す存在がいるようだ。
繰り返すが、「進化」とは、環境に合わせて個体が変化し、多様性に富み、可能性に満ちていることだ。
選択肢は複雑かつ無限に存在する。
そして「退化」とは、多様性が失われて淘汰・消失に至ることだ。
特定の方向に導くことは、断じて進化ではない。
非物質な存在が、優生思想的な進化を語っていることは、とても奇妙だね。
目覚め、悟り、進化…ヒトの自尊心をくすぐるワードだ。
語り部が何者であろうと(たとえ善意だとしても)、作為的な誘導を感じるし、言葉の裏を読む必要があるだろう。
少なくとも高潔で純粋な精神・学び・道徳・倫理を備えた人物(人外も含めて)ではない。
***
久しぶりに出てきたと思ったら、また思わせぶりな…
「そんなことはない。私はスピリチュアルは専門外だよ。恐れ多くも神や高名なマスターを名乗る者が、なぜズレた進化論を語るのか、素朴な疑問を述べたまで」
うーん、チャネリング先が怪しいとは限らないと思う。
チャネラーさんが解釈する時に、最適な単語がなかったかもしれないし。
「なるほど、一理ある。…まぁ、現実の人間関係と同じだね。誰に繋がるか、どんな話をするか。チャネラーの思考や性格も大いに影響すると思う。良い人脈を作りなさい」
非物質の人脈?!
以前からラボっさんは「スピは専門外だから」と言ってました。
でも、生前の本業が、英国の上流階級向けの銀行経営者(一般の銀行じゃない、資産運用や金庫番)だったことから推測すると、陰謀論や裏世界の事情を知ってそうな気がする…
「ディスクの話、進化の話。誰が何を言っているか?は重要じゃない。私の言っている話も同じだ。深刻に考えなくていい。君は君の心が赴くままに、より良き人生を楽しみなさい」
***
チャネリングやリトリーバルは、変性意識の領域で見聞きしているので、実体がどうなっているか分かりません。
解釈(フィルタ)次第で、見え方も考え方も変わるし、個人差があると思います。
他所の情報と違うとしても、私には判断できかねます。責任も取れません。
くれぐれも鵜呑みにしないでくださいね。
シリーズ1回目はこちらから→初セルフヒプノ①「きっかけ」
時系列は、以下の順番です。
①誰か来た(2014年8月)
②初セルフヒプノ(2015年2~3月)
③グレイさんに泣かれる(2015年2~3月)
③後日談(2015年3~4月)
④初セルフヒプノ再考(最近)
***
前回の余談として【追記】しようとしたら、予想外に長くなったので別記事にしました。
前回、進化うんぬん~と書いていたら、ひさしぶりにラボックさん(前世の1人)が出てきました。
久しぶりなので、簡単に紹介。
19世紀後半の裕福な中流階級のイギリス人。
子供のころ隣家に住んでいたダーウィンの影響を受け、趣味レベルで生物学や考古学の研究をしていた人です。本業は銀行家。
ダーウィンの弟子(一応…)として擁護派の一人であり、人脈を利用して政治・金融面で師を支援していたらしい。
(ラボっくん①「師弟ごっこ」参照)
ダーウィンと言えば進化論。
だから、前回の「進化」というワードに反応したみたいです。
ラボっさんたちの時代、すなわち進化論の黎明期は「自然選択説、自然淘汰説」と呼んでいました。
進化論および進化・退化という名称は、彼らの死後に付けられました。
ダー先生がどう考えているかは知りませんが、少なくともラボッっさんは「後付け設定のおかげで、誤解が生じている」と言っています。
自分たちは生物の多様性(選択肢の可能性)を論じていた。
多様性に優劣はない。
けれど、後年になり「進化・退化」という名称が定着すると、人々は生物を優劣で計るようになり、優生思想が生まれた。
いつのまにか最初の主旨から外れて、二元論にすり替えられた。
だから「進化論」という呼称は好きじゃない…らしい。
さらに言うと、スピリチュアル業界で妙な進化ネタが出てくることに、危うさを感じている…らしい。
「スピリチュアルな人々とは、人間の霊性や神々の世界を探求しているのだったね。学問以上に聖性と純粋性が求められる業界だろうに、進化という型に当て嵌めて論じるのは頂けないな」
長々と語り始めたので、本人にバトンタッチします。
***
分かりやすく説明しようか。
環境に合わせて生物の個体が変化すること。
つまり、生物の遺伝や変異には複雑な選択肢があり、多様性に富み、可能性に満ちている。
これが「進化(自然選択)」だ。
「退化(自然淘汰)」とは、多様性が失われて淘汰・消失に至ること。
進化論の本質とは、学問の枠を超越した既成概念の話なのだよ。
上で「生物」と記述した箇所を「魂」「精神」「文化」に置き換えてもいい。
ヒトの祖先がサルか否か、というのは一例に過ぎない。
たとえサルじゃなくても進化論の概念は微塵も揺るがない。
ところが、私たちの主張や学説は、いつのまにか矮小化された。
「進化」という呼称によって、特定の資質のみを優れている(または劣っている)という意味にすり替えられた。
その方が、為政者にとって都合がいいのだろう。
遺伝の優劣という身分制度は、一般大衆の自尊心をくすぐり、競争を煽り、スケープゴートを作ることが出来るからね。
進化論から派生した優生学は、人の傲慢さをあぶり出した。
大戦を経て、いくらか揺り戻しがあったが、進化という言葉の意味は誤認されたままだ。
そして、今まさに、スピリチュアルの名の下に、誤った進化を促す存在がいるようだ。
繰り返すが、「進化」とは、環境に合わせて個体が変化し、多様性に富み、可能性に満ちていることだ。
選択肢は複雑かつ無限に存在する。
そして「退化」とは、多様性が失われて淘汰・消失に至ることだ。
特定の方向に導くことは、断じて進化ではない。
非物質な存在が、優生思想的な進化を語っていることは、とても奇妙だね。
目覚め、悟り、進化…ヒトの自尊心をくすぐるワードだ。
語り部が何者であろうと(たとえ善意だとしても)、作為的な誘導を感じるし、言葉の裏を読む必要があるだろう。
少なくとも高潔で純粋な精神・学び・道徳・倫理を備えた人物(人外も含めて)ではない。
***
久しぶりに出てきたと思ったら、また思わせぶりな…
「そんなことはない。私はスピリチュアルは専門外だよ。恐れ多くも神や高名なマスターを名乗る者が、なぜズレた進化論を語るのか、素朴な疑問を述べたまで」
うーん、チャネリング先が怪しいとは限らないと思う。
チャネラーさんが解釈する時に、最適な単語がなかったかもしれないし。
「なるほど、一理ある。…まぁ、現実の人間関係と同じだね。誰に繋がるか、どんな話をするか。チャネラーの思考や性格も大いに影響すると思う。良い人脈を作りなさい」
非物質の人脈?!
以前からラボっさんは「スピは専門外だから」と言ってました。
でも、生前の本業が、英国の上流階級向けの銀行経営者(一般の銀行じゃない、資産運用や金庫番)だったことから推測すると、陰謀論や裏世界の事情を知ってそうな気がする…
「ディスクの話、進化の話。誰が何を言っているか?は重要じゃない。私の言っている話も同じだ。深刻に考えなくていい。君は君の心が赴くままに、より良き人生を楽しみなさい」
***
チャネリングやリトリーバルは、変性意識の領域で見聞きしているので、実体がどうなっているか分かりません。
解釈(フィルタ)次第で、見え方も考え方も変わるし、個人差があると思います。
他所の情報と違うとしても、私には判断できかねます。責任も取れません。
くれぐれも鵜呑みにしないでくださいね。