俺は恥ずかしながらも腰を抜かしてしまった。
「ここで何やってんだよ!?」
そう言うと
「タバコ吸ってた。あ、勝手に貰ってごめんね。」
と返した。
いや、そういうことじゃなくてと思うと、
「俺は 一条 時臣 (いちじょう ときお)。お前だよ。」
と言ってきた。
ちなみに申し遅れてしまったが、俺の名前も 一条 時臣。
俺「どっから来たの?」
時臣「なんて言ったら良いかわかんないけど、別の世界からかな。」
と返してきた。
俺の頭の中でさらに?が増えてしまった。
そうすると
時臣「別の世界って言っても並行世界みたいやつだよ。」
と言ってきた。
時臣「俺は今のお前と別の並行世界の住人で、今までのお前とは別の選択を繰り返してきた。」
俺「今何歳なの?」
時臣「二十歳だよ。」
話によると時臣は中学生の頃に、俺とは全く別の
工業高校に進学し、就職したようだ。
すると、時臣からこう切り出した。
時臣「お前さ、過去をやり直したいって思ってんだろ?」
俺は黙ってしまった。
肯定したら後ろ向きなやつだと思われるからだ。
相手は自分だとしたら、尚更舐められたくなかった。
時臣「過去に戻る方法知りたい?」
俺は咄嗟に「知りたい!」
と言ってしまった。
少しだけ、言ってしまったと思ったが相手はニヤニヤしている。
時臣「よし!わかった!」
と言ってくれた。
内心ホッとしていると、
時臣「ならタバコくんない?」と笑いながら言ってきた。