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これは生まれ育った街、今里新地で撮った写真です。

この乗り物は二軒となりのほずみちゃんの物を借りて乗っています。

新地とは「新しく開けた土地」の意味です。

新地には遊郭が多く開かれたため遊郭のある街を「新地」と呼ぶようになったようです。
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今は遊郭とは言わなくなりましたが私の幼少の頃はまだなごりがありました。

新地で育った私が幼少の頃に経験したエキゾチックな記憶20のつづきを紹介したいと思います。

14、僕は銭湯の帰り道に必ず出目金とおばちゃんに会いに行きます。

15、新地には大きな銭湯があり、「亀の湯」と言います。

16、同い年の奥田と水中メガネを持って「亀の湯」に行くのがめちゃくちゃ楽しいです。
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17、亀の湯には背中一面に絵が描かれたおっちゃんとなんにも無いおっちゃんがいます。
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18、背中に絵が描かれたおっちゃんはよくジュースを買ってくれます。

19、背中に絵が描かれたおっちゃんの腹にはヘソ以外にヘソみたいな穴が空いています。おっちゃんが言うには「ここに鉄砲のたまが入っとんねんわはははは!」スゲー!!って思いました。

20、亀の湯の前には33ナンバーって言う車がよく止まっていて「高級な車が33や」とおとんが教えてくれました。ベンツとベンベイの違いも亀の湯で知りました。
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そんな町で育ったんです。
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みんなたくましく見えます。