はじめに

今回は、TrueNASにファイル共有とアカウントを作成し
作成したファイル共有にアカウントを付与したいと思います。

また、Windowsクライアント端末から作成したアカウントで
正常にファイル共有へ接続できる事を確認したいと思います。

SMBサービス起動

①TrueNASにWebブラウザで接続を行いログインを行います。

 

②左メニューの「サービス」を選択し、右側のSMBを有効化し、次回起動時も自動で起動するようにします。

SMB用共有フォルダ作成

①左メニューの「ストレージ」→「Pools」を選択し、右側の「:」のデータセットを追加を押下します。

 

②データセットの名前を記入し、SUBMITボタンを押下します。

 ここでは、共有名として使用するので「share」と入力しました。

ファイル共有用にTRUENASのアカウント作成

①左メニューの「アカウント」→「ユーザー」を選択し、右側の「ADD」ボタンを押下します。

 

②以下の赤枠の部分を更新して保存します。

  ここでは、アカウント名:nakashin、パスワード、プライマリグループを「wheel」で入力しています。

  ※作成したアカウントを指定しています。

 

③ユーザ一覧に新規作成したユーザが表示されています。

ファイル共有ディレクトリの公開設定

①左メニューの「Windows 共有 (SMB) 」を選択し、右側の「ADD」ボタンを押下します。

 

②ファイル共有フォルダのパスを選択し、「SUBMIT」ボタンを押下します。

 

③CONFIGURE NOWボタンを押下します。

 

④以下の画面で、User,Groupをセレクトボックスから選択し、Apply Userにチェックを入れます。

 そして、SELECT AN ACL PRESETボタンを押下し、「OPEN」を選択します。

 最後に、一番下にある「保存」ボタンを押下します。

SMB接続

まず確認しなくてはならないのは、TRUENASはデフォルトで「WORKGROUP」に所属しています。

クライアント端末も同じ「WORKGROUP」に属していなければ、これからやろうとしている事は出来ないかもしれません。

ですが、こちらもデフォルトで「WORKGROUP」に所属しているので

特にドメインに参加しなければ、問題ありません。

 

①Windows10端末にログインします。

 

②エクスプローラを開き、エクスプローラの左下にあるネットワークを選択します。

 

③認証が求められます。先ほど作成したアカウント名を入力します。

 

④TRUENAS上にある「share」フォルダがあり、ダブルクリックする事で接続ができたかと思います。

 

 

ここまで読んでくださって有難う御座います。

お疲れさまでした。