はじめに
たまたまVMWareについて調べごとをしている際に、vMA(vShpere Management Assitant)の存在に気づきインストールしてみました。
ただ、このvMAはバージョン6.5で廃止されてしまったようです。そして、代替機能はなさそうでした。
そんなvMAの主な機能は、UPSと連動してESXiのシャットダウンとvSphereのリモート管理だそうです。
①vMAダウンロード
ダウンロードサイト
製品概要:
vMAとはVMwareが無償で提供しているLinuxベース(SUSE Linux Enterprise 11)の仮想アプライアンス(CUI)です。
②ダウンロードしたzipファイルを解凍すると以下のファイルが存在する事を確認
また、「ovf」ファイルと「vmdk」ファイルを使ってESXiの仮想マシンとして作成します。
・vMA-6.5.0.0-4569350_OVF10.cert
・vMA-6.5.0.0-4569350_OVF10.mf
・vMA-6.5.0.0-4569350_OVF10.ovf
・vMA-6.5.0.0-4569350-system.vmdk
①ESXiにログインした後、仮想マシンの作成/登録リンクを押下する。
②作成タイプの選択では、「OVFファイルまたはOVAファイルからの仮想マシンのデプロイ」を選択する
③先程の「ovf」ファイルと「vmdk」ファイルをドラッグアンドドロップし、「次へ」ボタンを押下する。
④お使いのdatastoreを選択する。ここでは、datastore1を選択しています。
⑤同意し、「次へ」ボタンを押下。
⑥ここでは、全てデフォルトのまま「次へ」ボタンを押下。
⑦ここでは、インストール後のOSが保持するネットワーク設定っぽいですが
ここで入力しても全く反映されていませんでした。
なので、ここの工程は何も入力しないまま、「次へ」ボタンを押下しても大丈夫です。
⑧設定内容を確認し「完了」ボタンを押下
⑨仮想マシン作成に少し時間がかかりますが、完了後、自動でOSが起動します。
⑩自動で起動すると以下のメニューが表示されます。
※操作した後の画像ですが。。。
①IPアドレスの設定を行うため、「6」を入力しエンターキーを押下。
②IPv6は「n」でIPv4は「y」と入力し、DHCPでの設定は行わずstaticで行うので「n」と入力する。
そして、IPv4 AddressとNetMaskを環境に合わせた設定を行います。
③次にDNSの設定を行うので「4」と入力
⑤DNSサーバのIPアドレスを環境に合わせてIPアドレスを入力する。
⑥今度は、Default GateWayを設定するため、「2」を入力、そして、環境に合わせGateWayアドレスを入力
⑦初期セットアップが完了したので、「1」を押下しEXITします。
EXITする際に、vi-adminのパスワードを変更するように促されます。
ちなみに、初期パスワードは、「vmware」です。
⑧以下の青い画面が表示されます。また、Timezoneの設定を行います。
⑨Asiaを選択するので「4」を入力
⑩Japanを選択するため、「19」を入力
⑪この内容で設定するので「1」を選択
⑫Webブラウザを起動し、先ほど設定したIPv4にて接続を行います。
User name : vi-admin
Password : EXITする際に設定したパスワード
⑬System InfoMationで再起動や停止ができるみたいですね。
⑭先ほど設定したネットワークアドレスなどの内容が反映されていました。
ここまで読んでくださって有難う御座います。
お疲れさまでした。