前回、Windows To Goについて調べた事を纏めました。ただ、調べただけで実際にUSBドライブを使ってやってみよう!とは思わなかったのですが、折角なのでできる所までやってみようと思いました。
なので、できたことを纏めてみようと思います。
※残念ながら結果的にできなかったとほぼ同等です。
注意:
Windowsの標準機能を使ってWindows To Goを作成していません。
※サポートされている手順ではないと思われます。
・Windows 10 OS ※1
・USB3.0ドライブ (Windows To Go対応) ※2
・Rufus
※1 WIndows 10 OSは、MicrosoftのサイトからEnterpriseの評価版をDLしています。
※2. USB3.0は、家にあった64GのUSB3.0を使っています。
もちろん、Mircrosoftのサイトから評価版をダウンロードします。
Windows10 Enterprise ISOイメージを選択。
※次へボタンを押下したら必要事項を入力後ダウンロードします。
高価ではありますが、正式には以下のリンクの様なWindows To Go対応のUSBメモリーが必要。
今回使ったUSBでは、はっきり言って使い物になりません。。。
Rufusは、PCにインストール不要で本家のサイトからダウンロードし、exeを実行すると実行画面が表示されます。
このRufusは、様々なOSのISOイメージを元に、ブータブルUSBを高速に作成する事ができるソフトです。
現時点(v3.1)でのサポートしているOSは、Windows ,Linux などなど。
今回、これらを使ってWindows To GoワークスペースをUSBへ作成します。
では、必要な資材の用意ができたところでUSB3.0にWindows 10 Enterprise評価版をインストールします。
で、まず、PCにUSB3.0を接続、次にRufusを起動させデバイス欄に接続したUSBが認識されていることを確認。
次に、ブートの種類の欄にある「選択」ボタンがあります。ここで、Windows10 EnterpriseのISOイメージを選択します。
次に、イメージオプション欄では、Windows To Goを選択
次に、パーティション構成欄には、「MBR」か「GPT」を選択します。
ここはお使いの端末によって異なります。
※今回は、「GPT」を選択しています。
MBRとGPTの違いについて
◆MBR(マスターブートレコード):
・32Bit環境
・HDDの容量が2TBまでしか認識できない。
・パーティションを最大4つまで作成できる。
◆GPT(ガイドパーティションテーブル)
・64Bit環境
・HDDの容量の上限は、8.5ZBです。
※ 1ZBは1Tの10億倍なので、単純に85億TBとなる。
・パーティションを最大128つまで作成できる。
ターゲットシステム欄には、パーティション構成にGPTを選択した場合、必然的にUEFI(CSM無効)が選ばれます。
UEFIとは、ユニファイド・エクステンシブル・ファームウェア・インタフェースと呼ばれ、オペレーティングシステムとプラットフォームファームウェアとの間のソフトウェアインタフェースを定義する仕様である(wikiより)
簡単に言ってしまうとBIOSを拡張した新しいBIOSと考えてもらっても大丈夫。
ファイルシステム欄にNTFSを選択し、クラスターサイズ欄はデフォルト。
※large FAT32とは、Windows以外のソフトウェアで32GBを超えるパーティションをFAT32でフォーマットしたディスクであってもWindowsでも扱うことが可能になっている。これをさしてlarge FAT32と称されていると思われます。
あとは、デフォルトのまま「スタート」ボタンを押下。
フォーマット完了まで待機。
※自宅の環境では、フォーマットにかなり時間がかかった感じでした。
夜フォーマットして寝ることには数パーセントしか進んでおらず
朝起きた時にはフォーマット完了していました。
おそらく6時間はかかったのでは?と思われます。
参考程度にお使いのパソコンがBIOSなのかUEFIなのか調べる方法について記載します。
①コルタナさんのところで「msinfo32」と入力
②BIOSモード欄に「レガシー」 or 「UEFI」
GPTかMBRディスクか確認する方法。
スタート→「Windows管理ツール」→「コンピュータの管理」→ディスクの管理
例えば、ディスク0を右クリックのプロパティを開き、「ボリューム」タブを選択する。
パーティションスタイルのところに「GPT」あるいは、「MBR」の記載があります。このPCでは、「GPT」となっております。
PC電源を投入後、BIOS(UFEI)がHDDにアクセスしてWindowsOSを起動します。
通常BIOSは、接続しているデバイスを設定された順序で起動を掛けます。初期値では光学ドライブ(DVD or Blue lay)やHDDになっています。
今回、、作成したWindowsTo Goを動かすにはUSBドライブから起動を掛けるように起動順序の変更が必要となります。
自宅のPC環境で変更をしました。
PCにWindows To GoのUSBを接続し初回起動をしました。
ですが、残念ながらアクセスが非常に遅いです。
この画面まで来るのにおよそ40分くらいかかっています。なので、デバイスを準備しています。の進捗率がたったの14%です。
この準備が完了したあと、おそらく初期セットアップの画面になると思われますが、USBへのアクセスが非常に遅いので相当気長な人ではないとやろうとは思えないです。笑
ここまで読んでくれてありがとうございます。
お疲れさまでした。