ここ最近成年後見制度を活用して不動産を売却する事が増えています。
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成年後見人とは、「成年後見制度」に基づき、認知症や精神障害、知的障害などさまざまな理由で判断能力が低下し、ひとりで法律行為をおこなうことが不可能もしくは困難になってしまった人に代わって法律行為を行う人です。 なお、成年後見制度は「法定後見」と「任意後見」の2つに分けられます。
主に高齢で判断能力の低下が理由で成年後見制度を利用して売却を行うことが多い印象です。
やはり高齢の方が施設に入ってしまうと住んでいた不動産が不要になってしまう事も多いのでしょうね。
弁護士、司法書士、社会福祉士など法律や福祉の専門家、親族の他に地域の市民、また複数人や法人でも成年後見人になることができるようですが、司法書士や弁護士のパターンに遭遇することが多いですね。
私も意思能力に不安が残る場合は成年後見制度の経験が豊富な司法書士を紹介して案内をさせていただく事もあります。
不動産業者目線ですと、成年後見制度を活用する場合成年後見の申立から法定後見の開始まではに数ヶ月と売却の決定まで更に時間がかかりますので、もう少し手続きまでの時間が早くなれば取引がスムーズになるんですけどね^^;
今後も成年後見制度の活用は増えていくのではないでしょうか。