オスカー・マゴッチ氏の宇宙船操縦記についてはこれまで何度も引用して来た.
 

 

 

 

 


 つい最近,この本を再度読んでみているのであるが,冒頭に実に奇妙な文章があることに気付いた.

          巻頭言

 この書物をあなたが手にしたことは偶然ではありません.つまり,これは他の普通の本と違って,
宇宙人が貴方に贈る暗号通信なのです.私は彼らがこの書物の大部分を私の手を通して書かせているのだと確信しています.それらの文章,特に,最後の奇妙な3章の中には,隠された意味及び全パターンに繰り込まれたヒントが含まれています.それらを解読しますと,未来の宇宙事件におけるあなたの役割を知る劇的な手掛かりが見つかるでしょう.兎に角,貴方は新発見への道に踏み込んだのですから,大きく心を開いて下さい.さようなら,ごきげんよう!
                  著者より



「宇宙人がこの書物を書かせている」とある通り,この本の内容からして著者自身で創作したSF小説であるとか,人から聞いたものを記述しているというふうな安易なものではないことは明らかである.また,嘗てミシェル・デマルケが述べていたように,体験をしたことを克明に記すというのは極めて大変であるというふうに彼の文章にはある.だが,このオスカー・マゴッチ氏については,実に軽々と体験したことを書き記しているような感じを私は受ける.これは彼に憑依した守護霊が上手く彼の体を使って本として出版すべく背後で働いたものと考えられるのである.
 また,
「未来の宇宙事件におけるあなたの役割...」とあるが,これは何を意味するだろうか?この本は初版本が1980年代に書かれたものであるが,決して古くはない.今後21世紀以降に起こるであろう宇宙事件にどのように対処すべきかが実に詳細に示されているということである.宇宙事件は2025年現在未だ起こっていないのだろうが,どのような事が起こるか?アンドロメダ評議会に出席したアレックス・コリアーは1996年頃に彼の著書の中で,「約357年後に大きな暴虐行為が起こる云々...」と述べているが,...
 という訳で,現在新たなシリーズを立ち上げるべく準備を進めている.今現在我々が認知し得ない宇宙空間で起きている真の「諍い?」について,私はここで詳しく記して行きたい.その騒動とは一体何なのか?そして,我々地球人がそれにどのように関わっていくべきかについて考察を進めて行きたい.

文献
1) オスカー・マゴッチ著・関英男監訳・石井弘幸訳:宇宙船操縦記Part1,明窓出版,(2008).
2) Michel Desmarquet: Thiaoouba Prophecy, (1993). 邦訳 ミシェル=デマルケ著・ケイ=ミズモリ訳:超巨大宇宙文明の真相,徳間書店,(1997).
3) Alex Collier:DEFENDING SACRED GROUND, 1-7 The andromedan council, (1996).