数年前からネット上では「メドベッド(medbed)」という宇宙テクノロジーの存在可能性について議論されている.そのベッドに寝れば病気が治り,体が若返るというものである.俄かに信じ難いが,実際存在するのだろう.ただ,そういった科学技術は真の地球人類の精神的向上に寄与するだろうか?手足の欠損が回復するなどがあれば身体障害者にとっては嬉しいが,地球人類の措かれた現在の立場を考えたとき,果たして神々様がそう安々と我々のカルマを解消してくださるだろうか?本来の地上世界の機能であるところの因果応報の秩序が乱れ,各々の「何の為に地球地上に生きているか」の役割が果たせないのではないだろうか?また,自我や欲望を剥き出しにした愚者共が我先にとそのベッドに殺到して騒ぎになり,社会は混乱して収拾がつかなくなるのではないか?
 扨て,病気とは本来何か...それは間違いなく宇宙からのメッセージである.足立育朗氏の波動の法則1)には次のように記されている.

「意識の変換によって病気も病原菌も全て解決する方向に向います.」「ウイルスや癌細胞は人間の歪んだ顕在意識が生み出した.」「基本的に『闘う』とか『殺す』という意識そのものが自然の法則に反しています.常に調和のとれたエネルギーを全てに行き渡る様に変換していく,これが自然の法則です」

要するに,想念の波動を正さない限り,その歪んだ中性子・陽子が元に戻らない,即ち,病気は治らないとのことである.
 一方,御神示には地球の天位転換に伴い波動の修正が起こり,天変地異が多発するとある.これに対して関英男先生は「天変地異で人類の絶滅が起こる事はないだろう.しかし,病気で多くの人類が亡くなる事は起こり得る.」と予言していらっしゃった.確かに,2020年から現在までは将に関英男先生が仰られた通りに世の中が動いている.コロナウイルスの蔓延と多重ワクチン接種による副反応で多くの人々が苦しんでいる.絶滅とまでは行かないまでも,世界中で数億人規模の犠牲が予想されている.関英男先生や足立育朗氏が病気の本質を述べていらっしゃるのは,こうした地球規模での人口の大変化を予想しての事だったのである.本当にこのお二方の洞察力や先見の明は神の域に達しているというふうに私は感じる.
 ところで,関英男先生は当初サイの広場(サイ科学自由投稿論文集)で神と人間個人との通信,そして,個々人の病気と心の状態の対応表を示してくれていた.

 

表1 
  

 

表2
  

  
上の図表は関英男先生の著書2)に掲載されている大変貴重な資料である.具体的にある種の病気はこういった癖のある性格の人間に起きやすい,などというデータを実に詳細にまとめてある.要するに,心を正さない限り病気は治らないのである.ここに示されていることを全ての地球人類が日々実践できれば,世の中に病院や薬は一切不要となる.例えば,私の心の癖はついつい「咎めの心」を出してしまうことである.咎めの心は表2によると,血流・リンパ節・精巣・クモ膜・副腎・脾臓の病気に繋がる.ということは,逆に現在患っている病気の種類が分かれば,自身の心の問題点を簡単に見つけ出せるのである.本ブログの読者もこの図表を参照して日々の生活で各々実践してみるべし.

文献
1) 足立 育朗:宇宙からのメッセージ 波動の法則,ナチュラルスピリット,(2007).
2) 関 英男:高次元科学2 気と宇宙意識のサイエンス,中央アート出版社,pp.121-125,(1996).