最近,Twitter (現X)は実に面白い画像映像を躊躇することなく公開してくれている.Twitter社の事実上の代表者であるイーロン・マスク氏は今のところ良い仕事をしている.次に示す映像は霊魂の憑依現象を可視化した大変貴重なものである.

 


ある人に取り憑いていた邪霊が他のもう一方の人間に移って憑りつく様子が見事に撮られている.これは凄い.サイ科学の分野の先生方が霊魂の存在の有無を長年議論してきたが,この映像はもう決定的である.
 嘗て,霊界浄化通信では霊魂が人間に取り憑いて,状況を告白する場面が克明に記録されている.その一場面を次に示す.

  霊界浄化通信 (取次の器械橋本様と授諭者)
  墓場から憑いて来た霊達

 墓場から我等憑いて参りました.助けてもらいたくてゾロゾロ憑いて参りました.…あの墓場から全部来ました.とてもとても数え切れません...(中略) よく分かりました.そういう事(洗心)を誰も教えてくれませんでしたから,私たちは何も知りませんでした.
 
 <(授諭者) 長い間迷っていたんですか.>
 
 何百年何千年と閉じ込められていた者達ばかりで御座います.私達はあの墓場で何時もこの方(取次の器械)が来られるのを見て居りました.暗い地獄の底に,この方がお参りに来られた時だけは地獄の中に光が射して参りました.私共はあの墓場に居りました何百何十万という地獄の住人はこの方が偶に来られるのを何時も楽しみに待っておりました.年の何度かの吾々の憩いの日で御座いました.その日だけは暖かい日差しが地獄に差し込んで参りました.(中略) …この様な日がやって来るとは誰一人として思ったことは有りませんでした.私達もやっと神様の御許しが頂ける日が来たので御座います.有難う御座いました.夢の様で御座います....


 要するに,光を発している方に浮遊霊や地獄霊が縋って憑いて来るということがあるのである.この取次の器械橋本様は四次元的には余程眩しい光を普段から発していらっしゃったのだろう.地獄の底にもその光が届くというのだから途轍もなく凄いことである.唯,こういった例は極稀である.そして,この霊達が墓場にずっとい続けていたということは生きている時に死んだら墓場で寝ていないといけないんだという固定観念を強く植え付けられた所為だろう.死んだら「安らかに眠って」いる場合ではない.死んだら,肉体を離れれば霊界で早速,積極的に様々な活動を開始しなければならないのである.
 普通,幽霊や地縛霊,邪霊は人間が発する御法度の心「憎しみ,嫉み(ねたみ),猜み(そねみ),羨み,呪い,怒り,不平,不満,疑い,迷い,心配心,咎めの心(とがめ),イライラする心,セカセカする心」に吸い寄せられる.人間がこういった悪想念を発するからこそ悪霊が心地よく取り憑いて回るのである.映像にある2人はこの瞬間どういった悪想念を発していたのだろうか.憑りついた瞬間,人間は一瞬ふらついている.霊が人間の体内に入ると,是迄支配していたその人間の背後霊が立ち退きを余儀なくされるから,その切り替えに数秒の時間がかかるのだろう.
 この映像以外にも交通死亡事故時の霊魂が映っていたり,邪霊同士が闘争したり,様々なものがある.是等の映像は霊魂の存在証明の何よりのエビデンスであり,今後のサイ科学の発展が大いに期待される.

文献
城戸縁信:霊界浄化通信,宇宙の理,ザ・コスモロジー,281,pp.21-22,1996.