故城戸縁信氏はこの御神示「時間・空間と天位」の最初に「はじめに」として次の一文を載せている.
 「この御神示の中で『その星によってそれぞれ時間・空間の現れ方が違う』とあり,地球科学では到底考えられない内容を示されているのであるが,最近の宇宙人からのメッセージにも同じ意味のことが述べられているので,あり得ることかもしれない.また,『その星から発する波動』というのはオーラ現象などが実際にあるので解るような気がする.地球規模のオーラのようなものが発生しているのかもしれないが,いずれにしろ吾々地球人の解せないことが宇宙にはどれだけ多くあるかを考えてみるとき,自分の尺度で直ちに否定してしまうのは,却って愚かな行為かも知れない.」
 確かに,地球科学で理解できないことは存在しないなどとして即否定してしまうのは唯物主義偏重科学者先生連中がやることである.このブログに集う人々は宇宙の神秘を多角的な視点で理解しようという謙虚な姿勢を維持しなければならない.
 では,早速前回の続きを学んでみよう.

  御神示No.29 「時間・空間と天位」 取次の神より (続き)

 一なる大叡智者は,時間と空間を別々に設定されしものには非ざりて,一なる処より出発し,時間は其のものの内に秘められ,空間は其のものの結果の表出を認識為すよう仕組まれし三次元の様式なり.
 扨て,此の宇宙間には汝等地球科学にては想像を絶する無限段階の光波在るを知るべし.汝等地球の光速は毎秒三十万粁走ると為すは,地球の天位から成る波動との均衡に於ての結果なるなり.地球よりも天位高き星々は,其の高き次元の波動との均衡上,地球よりも波長の高き光を捉えるが故に,地球よりも光速は速き道理なり.汝等に是より平易に述べる方途なきなり.相解るや.
 此の宇宙間に於ける天位は,地球が最低にては非ずして,地球より低き星々も多々在り.現今の地球は謂わば発展途上の星なることを認識為すべし.
 今後,地球人類自体が宇宙科学を開発せし刻,宇宙空間より各惑星・衛星の天位を観測出来るようにも相成るなり.
 此の宇宙科学を開発せんと為すならば,地球の物理科学を超越すべき事は勿論,先ず地球全人類意識の高揚を図るべし.然るに此の各惑星・衛星の天位は,其の星自体が放つ波動の色彩を計測為して判別されん.此の段階にて地球上の宇宙科学は新たなる光速を発見為し,全てが一大飛躍を遂げん.
 昭和56年5月5日未明  神 示


<解説> (Shinmoedake2011による)
・一なる大叡智者,即ち,宇宙創造の大神様は時間と空間を別々に設定された訳ではない.
・宇宙の中心から出発し,時間はそのものの内に秘められ,空間はそのものの結果の表出を認識するように仕組まれた三次元の様式なのである.
・この宇宙間には我々の地球科学では想像も出来ないほどの無限段階の光波が在るということを知るべきである.
・我々地球の光速は毎秒30万キロメートルであるのは,地球の天位から成る波動との均衡においての結果である.
・地球よりも天位の高い星々の場合は,その高い次元の波動との均衡上,地球よりも高い周波数の光波を捉えるから,地球よりも光速は速いというのが道理である.
・我々に対してこれよりも簡単に説明する方途はない.皆分かるか.
・この宇宙における天位は,地球が最低であるわけではない.
・地球より低い天位の星々も多々存在している.
・現今の地球は謂わば発展途上の星であることを認識するべきである.
・今後,地球人類自体が「宇宙科学」を開発した折には,宇宙空間より各惑星衛星の天位を観測出来るように成るだろう.
・この「宇宙科学」を開発しようとするならば,地球の物理科学を超越すべき事は勿論である.
・それに先んじて,地球全人類が意識の高揚を図るのが先決である.即ち,皆精神修養をして超能力を開顕させよ.
・そうすると,この各惑星・衛星の天位は,その星自体が放つ波動の色彩を何らかの方法で計測して判別されるだろう.
・その段階まで来ると地球上の「宇宙科学」は新たな光速を発見し,全てが一大飛躍を遂げるだろう.

 邪神は人間の心を支配して時間・空間を支配している.邪神にとって居心地のいい時間・空間がこの地球地上世界,特に,日本である.邪神は毎日の報道で社会不安を起こす.人々を恐怖で支配する.互いに争わせ仲良くならないように仕向けている.日本の支配者たる金融財閥の長を使ってやっていることが全て邪神にとって都合のいいことばかりである.
 だからこそ,私は何度も述べている.もう邪神はこの地球から立ち退け.我々地球人類はもう別の時間を過ごしたい.別の空間で過ごしたい.我々は新たな「光」を自分で発見するぞ.邪神の居場所はこの地球にはない.去れ.

引用=城戸 縁信:時間・空間と天位,宇宙の理,ザ・コスモロジー,No.105,(1981).