以前,私は全ての日本人に肉食を直ぐに止めるようにこのブログで強く警告した.

 


 残念ながら,今現在巷に溢れる広告には益々肉食を促すものばかりである.大衆に肉食をさせることで利益を得ようとする邪な勢力が裏で操作しているに違いない.我々はこのことに早く気づいて決心し,そして,菜食主義者ベジタリアンを目指すべく日々実行しなければならない.それには,嘗て御神示で神様がどのように肉食の非を訴えていらっしゃったかを確認しなければなるまい.

   御神示No.9「地球人類肉食の非」 取次の神より

 肉食の暮らしを赦さるるは,知性の未発達なる未開人類耳なり.現在地球地上に棲息為す先進人類は,過般に述べし如く其の祖先が過去三千年乃至五千年前に,宇宙間の優良星界より厄介者として地球地上に下ろされし者達なりしなり.彼等の祖星*1では肉食の風習等全く無かりしなるも,当時既に地球上にて進化為したる原人達や,それ以前に優良星界より下ろされたる先住民族の暮らしを模倣してより肉食の暮らしを始めしものなり.是,先進人類としての質の低下なり.
 亦,「霊波・念波」の点より是を申さば,今日迄長年に亘り地球人類が食せんが為に数限り無く殺害せし動物の,その殺害されん瞬間及び其の後に発する悲痛と呪い恨むる想念波動が,人類の発する悪想念波動と同様にして地球圏を幾重にも覆い汚濁しつつ有るを知らざるべからず.
 更に肉食性人間は,其れ自体の体格的,肉体的質が低下し,人間本来有する処の高邁なる精神の統一性が破れ,利己主義,闘争心,征服欲,残忍性等の精神状態を徐々に培い,軈てそれを行動化して世を乱し,延いては*2,戦争を惹起せん遠因と成るを知らざるべからず.汝等が,山野に住む肉食性動物と草食性動物との性格の比較を考うれば此の道理容易に理解為す筈なり.
 宇宙間に於ける優良星界人類は,肉食等一切無きなり.仮令*3己の肉体が亡びるとも,動物の生命を脅かす如何なる行為も為さざるなり.地球人類が肉食を続けん限り優良星界人類との交流は出来ざるなり.地球上先進人類は今日的知識該博*4なれども,今日迄是くの如き道理を理解できざりし事,相互に偲偲*5の精神薄弱なる故なり.深く反省を求むるなり.
 偖て,形有る物は存在の全てには非ざるなり.形有る物とは其の形の内に秘められたる実存在の一表現なり.即ち其の物の内に秘められたる叡智が自己表現する一形態に過ぎざるなり.其の物の叡智とは,一なる叡智者より分かち出でたる悉ゆるものの本質に加味されし属性なり.此の形有る悉ゆるものが,悉ゆる形態を通じて其の環境に存在し其の属性を以てより高次なるものへ奉仕せんと待ち望むるなり.
 例えば地下に待ち望むる無限量の地下資源の如きも斯なり.また撓々*6に稔熟*7為したる果実は,同時に色彩と芬郁*8を放ちて食せられるを待つ如きなり.
 なれど動物は其のものがより高きへ昇らんと為す目的ありて,他に犯さるるを希まざる*9なり.故に是を犯すは罪なり.
 不良星界にて,動物が互いに相食む猛獣性の存在するは,是其の人類の想念波動の粗野なる所以なり.地球人類自らが此の動物の相食む様相を観て深く反省し,動物を食するを止め,一切の闘争心,残忍性を捨て去り,過去より累積為したる業想念を悉く光明の想念もて払拭したりとせば,猛獣は次第に猛獣性・残忍性を消散し,毒蛇は毒の効力を消失せん.
 更に過般に申せし如く,西暦1960年より,地球には親星なる太陽より一段と高き波動を送られ,徐々に高められつつ有る故,地球人類が一切の闘争心を捨て去りし時,是く猛獣・猛禽・毒蛇の類は早晩棲息為す能わざるよう相成るなり.
  昭和54年4月19日未明  神 示


*1 おやぼし
*2 ひいては
*3 たとい
*4 がいはく 意味:学問・知識が広く何にでも通じている
*5 しし 意味:互いに切磋し励まし合う
*6 たわわ
*7 ねんじゅく 意味: 植物が十分に実ること
*8 ふんいく 意味:清々しい香り
*9 のぞまざる

<解説> (Shinmoedake2011による)
・肉食をして生活することを許されるのは知性が未発達な未開人類だけである.アマゾンのジャングルに住んでいるなら肉食をしても良い.

・現在,地球地上に棲息している先進文明を謳歌している人類は,以前にも述べたようにその祖先が過去3000年から5000年前に宇宙の優良星界から厄介者として地球上に下ろされた者達である.
・彼等の祖国である処の惑星では肉食の風習等は全くなかったが,当時すでに地球上で進化していた原人達や,それ以前に優良星界から下ろされた先住民族の生活を真似て肉食の生活を始めた.
・これは正に先進人類としての質の低下である.
・「霊波・念波」の観点からこれを述べれば,現在までに長年に亘って地球人類が食う為に数限りなく殺害してきた動物のその殺害される瞬間とその後に発生する悲痛と呪い恨みの想念波動は,人類が発する悪想念波動と同様に,地球上空高くに幾重にも覆って汚濁しつつある.
・さらに,肉食性人間はそれ自体の性格的肉体的質が低下し,人間が本来有している高邁な精神の統一性が破れ,利己主義・闘争心・征服欲・残忍性等の精神状態を徐々に拡大させ,やがて,それを行動に移して世の中を乱し,最終的には戦争を誘発する原因となっている.
・我々は山野に棲む肉食動物と草食動物との性格の比較を考えれば,この道理が容易に理解できる筈だ.
・宇宙間の優良星界人類は肉食等一切しないし,たとえ,自分の肉体が死んでしまおうとも,動物の生命を脅かすような如何なる行為も為さない.
・地球人類が肉食を続ける限り,優良星界人類との交流は出来ない.
・地球先進人類は現代科学の知識は広く行き亘っているけれども,今日まで上記のような道理を理解できない原因は,相互に善を勧め励まそうとする精神が極めて薄弱であるからである.深い反省を求められる.
・形有る物は存在の全てではない.
・形有る物とはその形の内に秘められている実存在の一表現である.実存在とはその本質であるところの霊魂のことである.
・その物の内に秘められた叡智が自己表現する一形態に過ぎないのである.
・その物の叡智とは一なる叡智者,即ち,宇宙創造の大神様から分かち出てくる悉ゆるものの本質に加味された属性である.
・この形有る悉ゆるもののが悉ゆる形態を通じてその環境に存在し,その属性を用いてより高い時空元へ奉仕しようと待ち望んでいる.
・例えば,地下で待ち望んでいる無限量の地下資源のようなものがこれである.
・たわわに実った果実は同時に色彩と清々しい香りを放出して人間に食べられるのを待っているのである.
・しかし,動物はそのものが高い時空元へ昇格する目的があって,他に犯されることを望んではいない.故に,動物を虐待し殺戮するのは重犯罪である.
・不良星界で動物が互いに食しようとする猛獣性を有するのは,そこに住む人類の想念波動が粗野である所為である.
・地球人類が自身で動物同士が肉食をする様子を見て深く反省し,動物を食するのを直ちに止め,一切の闘争心や残忍性を捨て去らねばならない.
・そして,過去から累積して来た業想念を全て希望や解決の糸口の想念でもって払拭したならば,猛獣の猛獣性・残忍性が次第に消え去り,毒蛇は毒の効力を消失させるだろう.
・以前も述べたように,西暦1960年から地球には親星太陽から一段と高い波動が送られ徐々に高められつつある.それ故,地球人類が一切の闘争心を捨て去った時にこのような猛獣や猛禽類や毒蛇の類は逸早く生息できなくなるだろう.

 今回も実に多くのことが述べられた.肉食は未開人類のすることなので,自分が先進人類だと思うのならば直ちに止めねばならない.唯,未だ未だ地球地上には邪霊が跳梁跋扈している所為で,肉食を礼賛する風潮が至る所で醸し出されている.これに気付かない極めて霊性の低い「科学者」や「政治家」と自称する低級人間が権力の座にあって世を搔き乱している.そういった人間が毎日のように牛肉ステーキを食って威張って生活しているのである.実に哀れである.
 次に,動物が殺されるときの悲鳴を聞いてほしい.

 


スーパーには加工された肉が陳列されているだけで,動物がどのように虐殺されたかの過程について家庭の主婦は全く知らない.これが一番の問題である.是非,上記の御神示を読み,そして,この映像を見て肉食を直ちに止めて頂きたい.

引用=城戸 縁信:地球人類肉食の非,宇宙の理,,ザ・コスモロジー,No.165,(1986).