私がこれまで記してきた御神示などにあるように,月や火星には我々と同じ人類が住んでいる.しかも,その文明は我々の地球文明よりも数百年以上精神的にも科学的にも先行した遥かに調和のとれた素晴らしい文化であるらしい.そういった他星の様子をしっかり調べようともせず,地球にある極低級な物体を月や火星に持って行って,そこに移り住む為の建築をするなどという極めて幼稚なことを次のグループが考案中のようである.

 

 

所詮,低級大学の関係者が考えることだからこの程度である.実に自惚れが甚だしい.そして,正に愚劣そのものである.一体,何故これほどまでに日本の高等教育機関は宇宙の真理に対して暗いのか.正しい教育がこれまで一切なされていないので発想が実に貧相である.
 ここで,例の如く宇宙学教室の神霊星界通信記録から次の一節をご紹介する.

 ソ連第二号月ロケット発射について神示と月よりの通信

                   1959年9月16日

 宇宙創造神(お怒りの御様子で)
 
 飛んでもないことである.人間知恵をもって,宇宙の法則を知らず,この度月ロケットを造ったことにつき,神は許すことの出来ぬ心で一杯である.ならぬ.ならぬ.ならぬ.地球内の知識をもって宇宙を知ることの出来ぬことを悟れ!科学万能を唱えながら,万能でない頭を持っている.よく弁えて自らの誤りを知れ!宇宙の法則を知ることが大切である.宇宙の法則を知るとき,空飛ぶ円盤を造ることができる.間違ってはならぬ.月世界は大きな迷惑である.成らぬ.成らぬ.

 月の代表者
より

 月の世界より通信いたします.地球から打ち上げられた月ロケットは月に到着し,破損したが,これを月から申す.僻地の人の住まぬところに落ちたために(月の住民には)損傷無きも,これからこのようなことを続けるとき非常に迷惑ぞ!地球人は我欲に駆られ,宇宙創造神の教えを知らず,宇宙の法則も知らず,人間知恵をもって生きるなり.このような誤れる科学者が宇宙を乱すことを悟って貰いたい.宇宙の法則を知ることが一番大切なり.それには今の地球の学問では如何なる努力をしても,これは分からぬなり.これを早く知り,正しい理念に返り,宇宙の法則を学ばれるように努力を頼む.
 地球の人々は宇宙の法則が分かるとき心清まり,安らかになる.その時星の世界,月の世界より地球に訪問し,空飛ぶ円盤の作り方を教えるなり.地球に住む人々が我欲に充ち,好戦的排他的心である間宇宙の法則は謎であり,地球は宇宙に取り残された形であることを悟らなくてはならぬ.科学者が早く目覚めぬ限り,宇宙創造神は地球を壊されることを悟らねばならぬ.地球内の不祥事は地球内で済むが,宇宙内に発する不祥事は宇宙を汚すことになる.そのため地球を宇宙創造神は壊されることあるを悟らねばならぬ.このような最悪の状況にならぬよう,自らの心を洗い清め,宇宙創造神の御教えを素直に守り,宇宙の法則のわかる地球に返り,星の世界,月の世界と交流できるよう努力を頼む.


 この通信の当日,ソ連首相フルシチョフが軍備全廃の提案のため米国訪問に旅立ったが,彼はソ連が優れたミサイル兵器を有する証左として第2号月ロケット(ルナ2号)を9月12日に発射した.

 

 

そして,それを月に命中させた.宇宙学教室の高木国雄氏は宇宙創造神が創造して支配されるこの宇宙を人間が勝手に人知で開発することに疑を持ち,この件について宇宙創造神にお伺いをしたところ,取次の器械である田原澄女史を通じて上のように通信されたとのことである.別の御神示によると神のお怒りにより流星と化している惑星がこの宇宙全体で毎日少なくとも数百以上あるという.今後,地球もそのような天罰を受ける可能性も十分にある.
 この月ロケット発射に対して神に叱責されてから今年で63年も経つが,地球日本では未だこの程度のだらしなさである.空飛ぶ円盤を造ろうとしても地球の科学技術のレベルでは到底無理だ.他星の先進文明にあるUFOを見習うしかない.その為には地球の低級でお粗末な科学文化の現状をよく知り,人々がより謙虚な姿勢で過ごさねばならないのである.上記サイトに関わる愚昧なる者共はこの御神示をしっかり読んでその自惚れ心を洗い流して頂きたい.

文献
高木 国男 編著:神霊星界通信記録-宇宙創造神取次の器械田原澄女史による-第1巻,宇宙学教室叢書第5号,pp.110-111,(1972).