科研費調書申請のシーズンがやって来た.毎年9月末までにその申請書を作成し提出しなければならない.私はこの時期がいつも憂鬱である.この科研費なる制度こそが日本社会を暗い狭い幼稚な「科学文明」国家に落とし込んでいる元凶である.
 日本学術振興会という仰々しい団体がある.

 

https://www.jsps.go.jp/

ここに審査区分なるサイトがある.なんとも多くの専門分野に細かく区分されており,ある種の極狭い分野の「科学」を研究させようとしていることが分かる.

https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/03_keikaku/data/r05/R5_shinsakubunhyo_all.pdf

そして,これが科研費を誰に配分するかを話し合う委員会の審査員である.

https://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/14_kouho/data/index/r02/r2_meibo01_kakenhiiin.pdf

お偉い先生方が名を連ねている.科学のことなら何でも知っているかのような雰囲気であるが,実際は各自ある分野の極々一部だけしか理解できない.
 本来,科学とは全体で一つの自然の仕組みである筈だ.全ての分野がその奥では密接に関連し合っている.例えば,人体のある部位の研究をしようとすれば,必ず脳や神経が関係している.ところが,人体を細切れに分断してある狭い領域だけに固執して研究をするというのである.そのような狭い視野では人間の本質まで到底到達できない.或いは,機械技術についての力学的研究や建築構造材料の開発という分野がある.抑々,これまで度々御神示に御言葉があるように,物質は受動的意識を持っているのである.ということは人間の想念と物体との関連について詳細な研究をしなければならない筈ではないか.宇宙船UFOは鉱物金属を人間の想念波動を送って育てて製造されているので,あのように操縦者と通じ合っているかのように直感的な動きをするのである.本来,調和のとれた惑星では金属や鉱物は自ら生まれている.なので,機械要素や建築材料を構成する物体を生命体として扱わねば本質的でない.
 このように日本学術振興会が長年かけて細分化した背景には一つは本質的な研究をさせないということがある.また,研究者同士を分断離散させてこの会の背後にいる支配者層だけが全体を統治するというシステムの構築があるのである.いつまでも独裁的な権力を維持する為に,庶民には極狭い視野でしか研究をさせまいとする支配者層の意図がここに如実に現れている.

 本来であれば,この自然界の本質であるところの霊魂の研究こそが最も重要であり,人間の進化に関わる超能力の発現に至るように国家が率先して仕向けねばならない.ソ連(現在のロシア)ではもう1970年代から「サイ科学」の研究が大変盛んで,超能力を用いて患者の診療をする国家医師免許を制定しているほどである.
 したがって,一刻も早く我が国のこの科学研究費のおかしな配分システムを廃止すべきである.大体がお金で科学研究が出来ると称している大学教授なる特殊な人種はその金額の割には然程の成果もあげられていないではないか?大学教授がこれだけ大勢いて,毎年多額の研究費で研究しているにも拘らず,何故この社会には自殺者が数万人いたり,ワクチン後遺症で苦しむ若者が大勢いたりするのか?線状降雨帯と称する異常気象についてその解決策を提案する研究者はいない.ある種の軍事的人工衛星からマイクロ波のような特殊な波動を一部の地域だけに照射しているのではないか?即ち,政治経済や軍事技術が気象に関係しているのである.また,何故いつまでも地球は他の星に住む宇宙人と正式に交流できないのか?社会の指導者の視野が狭いということは直接的にそこに住む住民の命を削ることになる.これに気づかぬアホな「先生」連中が世の中に多すぎるのだ.
 最近,裏の情報では近々金融や財政はブロックチェーン技術でだいぶ様変わりするという.その際,この幼稚な科研費制度なるお金の分捕り合戦を止めて,ブロックチェーン技術により国民全てが科学研究者であることを認めてはどうか.「お金を沢山集めてきた大学教授が偉いんだ」という何十年も前からあるその屁のような価値観をいい加減潰して,先ずは「科学者先生」のその高い鼻をへし折らねばなるまい.