バドミントンの男子シングルス元世界王者の桃田賢斗が日本代表引退 | オーディションからデビュー!

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バドミントンの男子シングルス元世界王者の桃田賢斗が、日本代表から退くことを発表した。

所属するNTT東日本で競技は続行する。

 

桃田は「今月末のトマス杯を最後に日本代表引退を決意したこのタイミングで、自分の口から感謝の気持ちを伝えたいと思い、このような場を設けさせていただきました」

 

「2020年の1月の交通事故から苦しいこともたくさんありましたし、自分の中で思うようなプレーだったり、自分なりに試行錯誤はこうやってきたつもりではいたんですけど」

 

「充実した代表人生だったかなと思います」

 

引退理由

「気持ちと、体のギャップというか、そういうのが続いていく中で、このままその世界一をまた、目指そうというところまで行けないなと判断した」

「再び世界のトップを目指すのは体力面、精神面において限界と感じ(日本代表は引退することを)決意をしました」

 

今月末に発表される五輪ランキングでパリ五輪出場者が内定するが、桃田の出場はほぼ絶望的となっている。


 

 

桃田賢斗 1994年9月1日生 香川県三豊郡三野町(現:三豊市)出身

2006年三豊市立吉津小学校6年生の時に全国小学生選手権シングルスで優勝。

第5回日本バドミントンジュニアグランプリで香川県チームの一員として団体優勝

2009年 福島県富岡町立富岡第一中学校3年生時に全国中学校バドミントン大会で初優勝

全日本ジュニアバドミントン選手権大会でベスト4に入り、男子選手としては史上初めて中学生で全日本総合選手権の予選に出場した

2018年・2019年・2020年で3連覇、2022年・2023年で2連覇して日本の頂点に6度立った。

※2018年の世界選手権で日本男子初の世界王者・2019年も優勝し連覇を達成。

2019年は国際大会で歴代最多の年間11回の優勝しギネス世界記録も認定された。

 

2016年には東京都内の違法カジノ店で賭博をしていたことが発覚し、日本バドミントン協会から無期限の競技会出場停止処分を受けた。当時は世界ランク2位とリオ五輪のメダル候補だったが、その夢は閉ざされた。

2020年1月、マレーシアマスターズ優勝後に空港への移動中に交通事故に遭遇。運転手が死亡し、桃田も顎、唇、眉間などを裂傷、全身打撲の怪我を負った。その後、目の不調でシャトルが二重に見えたため、精密検査の結果、右眼窩底骨折で全治3カ月を要することが判明した。

 

個人的には絶好調の時に無期限の競技会出場停止処分で終わったと思ったが、約1年ぶりに人間として成長して優勝してからは、彼を応援するようになった。その後に海外での交通事故で競技人生で大きな壁が彼を襲ったことが、競技者の歯車が乱れて復活できないのが残念だった。