※学習会の様子。探検隊長先生のお話にみんな興味深々!
歴史に興味をもつ歴史マニアの小学生や
保護者の方にお集まりいただき、
歴史おもしろ探検『聖徳太子と遣隋使』の話を
探検隊長先生の独特の語りでお届けしました。
さて、この探検隊長先生、幼い頃
近所の散髪屋さんに集まるご老人たちから
知らず知らずに聞かされていたのが
講談まがいの歴史の話。
何も分からず聞いていたことが後々に
社会科に足を踏み入れるきっかけになったとか。
SJキッズ教室では、児童の皆さんにも
社会の勉強に興味を持ってほしい、
視野を広げてほしい、という思いで、
「歴史おもしろ探検」の講座を開きました。
さて、聖徳太子といえば、
十七条の憲法、冠位十二階の制度が
小学6年生であれば思い浮かぶ事。
また、隋の進んだ制度文化を取り入れようと
遣隋使(小野妹子)を送ったことも。
その時に携えた有名な国書が
「日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す」
隋を怒らせることになります。
では、なぜ、隋を怒らせることが
分かっていて、聖徳太子は
このような手紙を送ったのでしょうか!
『日出づる』日本はこれから発展していくイメージですが
『日没する』中国はこれから力がなくなっていくような感じがして送られた方は嫌な感じがしますね。
でも、隋の皇帝を一番怒らせたのは、
『天子』という言葉を日本も使った事です。
天子とは天の子であり、
中国の皇帝が一番偉いという意味です。
周りの国は、王の言葉を使っていました。
聖徳太子側は、東アジアの国の中で
外交的に優位に立つためにも、
中国側に天子という言葉を使い
対等な立場を認めてほしいという願いがありました。
隋の煬帝の方には国内の事情や、
朝鮮半島の力を抑えるためにも
日本と手を組んでおくことは大事でした。
遠くの国を味方にして、近くの国を
攻める「遠交近攻策」という戦略を
考えると日本を無視できなかった
国際情勢がありました。
国書の中には、政治的な駆け引きを踏まえた
聖徳太子の先読みの力が秘められているという
興味深いお話がありました。
今、中国とアメリカの間では経済戦争の
真っ最中ですが、日本がどのような立場を
取っていくかが、これからの日本の課題でしょう。
皆さんはどう考えますか?
学習会に参加した子どもたち&保護者の感想
小6生徒
聖徳太子のことをよくしれました。テレビの「プレバト」 の俳句で四天王の言葉がでてきてなんだろうと思ったら、今日知れたのでよかったです。あと、聖徳太子の ほかの名前が知れていっぱいあるなと思いました。
聖徳太子は僕の予想以上に頭がよくて、とてもおどろきました。あと小野妹子は命がけで隋に行くなんてすごいなと思いました。僕だったらぜったいに行きたくないです。
小6生徒
学校で、習ったときは、難しくて、よく分からなかったけどとても分かりやすくてよく分かりました。1つ1つ くわしくおしえてくださったので、とても楽しかったです。 たたかい方など 昔の人の考えなども 教えてくださって、とても楽しかったです。 また学習会があったら参加してみたいです。
小6保護者
日本史が好きで、ちょうど長男が歴史に奥味を持ちはめ、同じ様に話ができるようになり、もう一度歴史を学びたいと思ったのがきっかけです。
今日の講座では、私達の頃と変わらない所、大きく変わっている所を楽しく学ぶ事ができました。
先生がおっしゃった先人の知恵を知ることが今の今につながるという事を改めて大切なんだと感じました。 とてもとても楽しかったです。
ありがとうございました。
小2保護者
小学2年生には少し難しかったかもしれませんが、普段ほとんど 歴史にふれることがないので、これを機に去年買った歴史のマンガを読んでほしいと思いました。 意味は分からなくても、聞いたことのある人名や語句が増えると、これからの勉強に役立つんじゃないかと期待していす。
それ以外にも、こんな感想もいただきました。
↓↓↓
お話がおもしろく、エピソードを加えてなので 飽きる事なく最後まで聴けました。 歴史上の人物名にあまり親しみがなかったのですが、 帰宅したら調べて見てみようと思う自分がいます。
毎月開催予定ですので、来月の予定が決まり次第こちらにてお知らせします。
ぜひホームページもチェックしてみてください。
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