中坊はイヤホンが好物だ


オシャレで高性能なイヤホンを欲しがる

しかし、自分のこづかいは、使いたくない中坊


なので


なにかの功績をアピールし

褒美を欲しがる 

中坊には功績は、ない

むしろ、マイナスだ


しかし、中坊は自分がやらかしたことは、数日でリセットされている

そこが…おバカだ

中坊も反省の日々を送るべきだ

当然本人は、めちゃくちゃ叱られたそうだ

先生も、シッカリ指導させてもらいました!と言っていた

学校からの話を聞き…

中坊にわたしも、ガッツリ言い聞かせた


翌日また先生からその後どうだったか、様子を、尋ねる電話があった…

相手の方に謝罪したのか、その結果など


私の激怒、憤怒、相手への謝罪その他諸々、いかに周りが中坊一人の行動で大変な状況に陥ったか…説教したこと。

反省させたこと。

人として最低だ!と話したこと。

当然本人も真っ暗な顔していたこと。


まわりに迷惑かけるなら

ひとりで生きていけ!

まわりからは、おまえが迷惑!と。


そのまま先生に報告。


先生の方が…少し引いていた…


だんだん

中坊をややかばい始める先生

あまり追い詰めるなということか?ならば甘い…

いや。どうだろ…

先生マニュアルには

最後は、フォローで終われとあるのだろうか

忙しくて早く電話を切りたくなったか


最初先生の語気は強めだった 

…当たり前だ

今ここで学んで欲しい

…その通り

次に、、、つなげて…と先生が言いかけ

『次に』という先生の言いたい『次』の意味とはズレますが

つい反応してしまい

次なんて無い!みんな今回のことを忘れることは無い!そういう人間だと思われる!取り返すことは相当難しい…そんなに甘く無い!内申点なんてもう無い!

一歩違っていたら相手に大怪我させていたのだから。


『まぁ、まぁ、お母さん、これからですから、これから』フォローに回る先生

電話のはじめとは、役回りが変わっていた

電話の出だしは

親も含めて、事の重大さを分かってもらおう、反省してもらおう、という先生だったのかもしれないが

ゆうに、それを超えていたことを知ったのだろう…


情けない

悪ふざけも限度越えると怪我の元


私が電話で謝罪した相手の生徒さんの親御さんは、

中坊にも叱らなくていいですよ

結果なんともなかったのですからと

言ってくれました


マジで神


本来なら直接謝りに行くのが筋ですが、

取り急ぎお電話で謝罪させて頂いたことも

大丈夫ですよと言って頂けた…

謝罪もいらないですよと


叱らなくてもいいと言われても


𠮟ります…


それから…時が経ち


相手の生徒さんともいつもの仲間のまま

関係は変わっていないらしい

春の出来事は夏には、遠い過去の話になっている

恐ろしい時間感覚で生きている中坊

私だけ

思いっきり引きずっている

無難に生きていきたい私とは真逆の中坊

頼むから静かにしてくれ強く願っている