今から約3年前、25歳の時に初めて病院で精液検査を受けてきました。
数日前に行った、自宅のスマホでできる精子検査キットで精子が全く見えなかったため、
精子が全くいない可能性も考えながら病院へ向かいました。
Youtubeに、以前テレビで放送されていた無精子症の告知シーンがありました。
それをみると、精子数や運動率のところに数字が入らず、「ー」と横線が書かれているのです。
なので、もし数字が書いてあれば、とりあえずは治療に進めるということです。
※無精子症であっても、手術等によって治療できる場合があります。
診察室へ入ると先生が紙を持っていました。
そちらを確認すると、数字が書いてありました!
その数字がいいのか、悪いのかではなく、精子があったことに感謝でした。
実は自宅で検査した後、
「どうか精子があってください。辛い治療も頑張って乗り越えます。お願いします。」と、
数日間ずっと心の中でお願いしていました。
それを叶えてくれたので、私は約束通り辛い治療も頑張ります。あの時誓ったことを今も忘れていません。
そして当時25歳だった夫の精液検査の結果は、
総精子数:0.6百万 (下限:39百万)
濃度:0.3百万/ml (下限:16百万/ml)
運動率:75% (下限:42%)
正常形態率:25% (下限:4%)
でした。
明らかに精子の数が少なく、惨敗でした。高度乏精子症と診断されました。
ただ、この3年後に行った精液検査では、運動精子数が4匹(うち直進精子が0匹)とまで悪化したので、
初めての精液検査の結果は、今思うとかなり良かったです。
夫の精液検査の結果を踏まえて先生からお話があり、
私の検査を一通り行い、特に問題がなければ人工授精から始めましょうとのことでした。
ちなみに初診の際に行った私の採血の結果は、特に問題ありませんでした。