今のオリックス・バファローズは、オリックス・ブルーウェーブと大阪近鉄バファローズを合併させたんやし、平成に入ってからは4回リーグ制覇やね。
オリックスやと、イチローを抜擢した仰木監督のマジック炸裂での連覇やったな。
仰木監督は、近鉄時代も10.19の翌年に優勝させとるし、流石やわ。
残り1回は、佐々木恭介監督時代に打ちまくっての2001年やったね。
他のチームやと、イーグルス、マリーンズ、ベイスターズが1回ずつや。
イーグルスは、2005年から参入の新興チームやが、残りカスを押し付けられて立ち上がったんで初年度は断然最下位、三木谷オーナーが田尾監督を解任したくらいや。
野村監督でCS進出して下地を作り、星野監督で初優勝、かつ日本一やったな。
計画的にチームを作った戦略で、創設9年目でリーグ制覇と日本一は流石やね。
マリーンズは、ボビーマジックの勢いそのままにリーグ制覇と日本一やったな。
ベイスターズは、権藤監督の中継ぎローテーションとマシンガン打線やわ。
タイガースの2回は、星野監督と2年後のどんでん岡田監督やったな、バファローズでの岡田監督の成績から、星野監督の遺産やろ。
カープは、今年3連覇を達成やが1991年の山本浩二監督時にリーグ制覇やね。
その当時、緒方孝市監督はプロスペクトやったな〜
共に5回ずつの、ファイターズとドラゴンズ。
ファイターズは、全部2004年の北海道移転以降や。
圧倒的な大声援で、ホームで力を発揮できたんやろな。
FAやポスティングで、高額年俸の選手を売却し新陳代謝を活発にして上手く世代交代しとるね。
鎌ヶ谷で、次から次へとプロスペクトを育成しとるからな、育成枠無しの少数精鋭や。
ドラゴンズは、星野監督で1999年、後は全て落合監督や。
共に伝統の守りの野球なんやけど、スポンサー様へのウケの良し悪しは対照的やったな〜
2位が11回もあり、なかなか勝ち切れない体質でもあるわ。
ベテランに依存し過ぎて、なかなか若手が台頭せえへんし、終盤に息切れしてまうんからやろか。
6回のスワローズは、野村監督が負け癖を払拭したのが大きいわな。
教え子達が選手、コーチや監督として残っているモンやし、ムラはあるがノウハウはあるで。
ホークスは8回か、根本陸夫はんが下地を作って常勝チームとなったんや。
ライオンズの森監督、ブルーウェーブの仰木監督と名称が去った間隙をぬって台頭やもん。
育成枠から這い上がった千賀、甲斐、牧原と、選手層は厚いだけに、上手い事ベテランを整理して新陳代謝していけば…
ライオンズは11回やが、今年以前は堤義明オーナーの莫大な投資による選手獲得が全てやね、遺産も含めてな。
常勝球団の主力やった辻監督が、アグー山川を粘り強く使い続けて4番に成長させ、泣き所やった遊撃手にはルーキーやった源田を抜擢や。
おかわり中村も、ピンポイントで使いながら復活させたのも大きいで。
投資に期待でけへんのやから、現有戦力の育成で賄うしかあらへんし、優れたスカウト網のお陰でエエ選手は多いからな。
最多のジャイアンツは12回やが、FAや逆指名を悪用した力任せな数字や。
藤田監督の連覇時代は、純粋に若手を育てとったんやけどな。
FAで、相変わらず不良債権をつかまされてばかりやし〜
原監督で7回優勝しとるけど、ゼニを叩いて獲得した巨大戦力やったからな。
彼らが衰えてきた今やと、高橋由伸監督ではどうにもならへんやろ。
2007年から逆指名は一切廃止になってもうただけに、それ以前の選手達が劣化しとる今やと…
ジャイアンツは、メルセデス、ミナンダ、マルティネスと育成から3人も外国人が這い上がったんやし、本格的に育成重視に転換すればエエんやないかな。
ほな、チャオ