新庄劇場で盛り上がる一軍のウラ開催やった、宮崎のフェニックスリーグで、冒頭の言葉を小谷野栄一に掛けたんや。
それ以前の練習は、パニック障害で人前に出られへんくなってもうた小谷野栄一には困難やった。
福良淳一は、悩みに悩み抜いたんやろな。
このままやったら、直ぐやないとはいえ選手としては契約でけへんくなってまうんやから。
勝負の世界なんやし、何とか練習だけはさせないとアカンからな…
丁度その時期、投手失格の烙印を押されてもうた糸井嘉男が、打者として毎日夜遅くまで猛練習していたんや。
福良淳一は、彼と2人だけやったら張り合いもあるやろし、天然系な糸井嘉男やったら余計な気遣いはせえへんやろ…と考え、小谷野栄一をうまく連れ出したんや。
小谷野栄一も、恩師や糸井嘉男の気配りに応え、バットを振り続けたんや。
小谷野栄一は、病気で崖っぷちに立たされたんやが、投手失格の糸井嘉男が打者として再起を期すのに必死な姿を見て、奮起したんやろな。
70歳を目前にしてトライアスロンに挑む父を持つ屈強な家系な糸井嘉男も、小谷野栄一の必死な姿に心を打たれたんやろ。
「小谷野栄一はんは病気と必死に闘っとるんや‼️ワシは五体満足なんやし、打者として他人の倍以上バットを振やなアカン‼️」
プロとして生き抜く為には、結果を出す為に練習あるのみやろ。
若い内に、身体を極限までいじめ抜いて技術を身につけるんや。
野球でメシを食うてるんやし、当然やんけ。
せやから、30代後半でも小谷野栄一や糸井嘉男はレギュラーを張れたんやで。
下地作りを怠りよったら、そこまで活躍なんかでけへんのや。
奥浪鏡みたいな毒に侵されてまうドアホなんか、とっとと去ってまえや。
若月健矢は、毒に侵され切らへんかったから早い段階で一軍に上がり、今や正捕手やで。
昨日なんか5打数5安打やし、花咲徳栄の4番らしさを発揮しよったしな。
明日から、第一次戦力外通告の期間やな。
若いのも、何人か切られるやろな〜
ほな、チャオ