有馬記念で、グレード制導入以後に3着以内に入った牝馬を挙げてみよか。
勝ったんは、ダイワスカーレットとジェンティルドンナ。
共に引退レースになったんやけど、いずれもその年には牡馬相手のGIで連対はしとったで。
ジェンティルドンナは牝馬三冠、ダイワスカーレットはオークスを回避も、桜花賞、秋華賞、エリザベス女王杯と変則三冠やね。
2着やと、3歳時のダイワスカーレットとヒシアマゾン、3歳と4歳でブエナビスタや。
ヒシアマゾンは、当時は外国産馬は春のクラシックは出走不可能も牡馬相手に連勝し、3歳限定だったエリザベス女王杯を勝った。
ブエナビスタは、秋は取りこぼしとったが春の二冠、かつ阪神ジュベナイルを勝っとった。
3着は、トゥザヴィクトリーとエアグルーヴ、共にオークス連対やな。
トゥザヴィクトリーは、その年にはフェブラリーステークス3着からドバイワールドカップ2着、エリザベス女王杯勝ちやった。
エアグルーヴも、その年には天皇賞秋を勝ってジャパンカップ2着やった。
有馬記念で通用する牝馬は、GI勝ちは最低条件やろうな。
少し緩めると、GI連対と牡馬相手に重賞勝ちでもエエかもしれへんが。
かなりの怪物クラスやないと、有馬記念で牝馬は通用せえへんってこっちゃな。