『水分のとり方』

こんにちは　近藤琉水です

ノロノロ台風には困ったものです(-"-;A

今日は今のところ、快晴ですよ

さて、湿気だらけの今日この頃ですが、相変わらず水分を摂り続けている方必見、正しい水分のとり方です。

いつしかモデルさんや女優さん　たちをまねてミネラルウォーターを２Ｌも飲んだり、常にペットボトルを持ち歩く人口が増えたり、という流れもしっかり定着してしまったかのようです。

ここ最近のように雨続き（秋は案外雨が多いのです）の秋や、梅雨の季節もある日本では、外気の湿気が非常に高く、南国ハワイよりもずっとずっと不快指数が高いですし、国内でも関西は沖縄より蒸し暑いと言われています。

そんな蒸し風呂のような環境では、人間の身体への影響も大きく出てきてしまいます。

身体のなかの水分を排出する方法は主に３つ。

汗・尿・お肌から蒸発。

湿気が多すぎると、この３つ目の蒸散が抑えられてしまい、汗やおしっこで出すしかありません。ですが、水分を蓄える働きのある食生活や生活習慣をしていらっしゃる方が多いので、ここも滞ってしまうのです。

それで体内も水びたしになってしまっています。

いっぽう、アメリカのきらびやかな女優さんたちはハリウッドで活躍されてますが、ハリウッドは砂漠にできた町なのです。カラカラに乾いているため、どんどん水分補給をしないと、身体がひからびてしまいます(￣□￣;)!!。女優さんたちにとってはお肌の潤いが損なわれるのは死活問題ですね。ですので、ガンガン水を飲むのです。

こちらもやっぱり自然環境の影響を受けるということなんですね。人間は自然の一部ですから、これはもう仕方がないことです。

再びニッポンで暮らす我々のほうに話を戻しますと、体内にたまった余分な水はむくみになり、冷えの原因になり、止まらない鼻水になり、頭痛や動悸のモトとなり、耳鳴りや膝痛の原因となり、･･････etc.　さまざまな悪さをするようになります　orz

ニッポンでは、この環境にあった水分のとり方と排出法をしていかなければ、体調を崩すことになりかねません。

まずは摂取のほうなんですが、まったく摂らないのも問題ですね。とくに汗の多い夏場だったり（熱中症注意！）、忙しすぎて水分補給できなくて膀胱炎になったりすることもあります。

ただ、主食の米だったり、味噌汁をよく飲まれるとか果物をよく食べるとか、そういう方で、デスクワーク中心の生活パターンの方はあらためて水分補給しなくてもよいくらいです。食事後にお茶を１杯飲む程度で十分かもしれません。

が、米に比べて水分の少ないパン食や、かなり運動量が多い生活をされてる方はもう少し多めがいいかもしれません。お酒の多い方も・・・

ですが、その前に前提があります。水分摂取量はご本人の体質に合わせてください。

というのも、東洋医学的に陰虚体質や火が盛んになってしまっているタイプの方は、少しずつ何回も水分補給していただいたほうがいいですし、逆に水毒が多い方はそれこそ極力控えたほうがよいのです。

陰虚体質の方はペットボトルに常温の水を持ち歩くのはアリですが、水毒の方はですよ！（とくに冷たいのをガブ飲みは×）

そうは言っても、水分摂り過ぎの方が多いのですから、摂取量だけでなく、排出についても注意していきましょうね。

利尿作用がある食べ物や飲み物を摂るのが一番です。

今ちょうど梨がシーズンですし、トウガンやゴーヤなど今もまだ出ている夏野菜全般、ハトムギや小豆、春雨などが利尿作用たっぷり食材です。コーヒー・紅茶もありますが、カフェイン摂り過ぎになっちゃいますので、これはやめておきましょう。

また、せっかくこういうものを食べておしっこをいっぱい出そうとしても、お砂糖たっぷりのお菓子や飲み物を摂っているとちっとも効かなくなります。甘味は水分をため込みますから。

そして、普段運動不足の方は汗をかくことがないので、どうしてもたまってきます。汗はかきなれてないと、“汗をかけない体質”になってしまいます。そうすると、お肌の表面にたまった水に身体の余分な熱が加わって、じんましんや湿疹になります。虫刺されがすぐに水疱になったり、ちょっとひっかいただけでみみず腫れになったりする方もそうですね。