おはようございます
いやー急に暑くなりましたねι(´Д`υ)アツィー
まだ梅雨明けではないみたいですが、もうすぐ本格的に夏が始まりそうです
去年もそうでしたが、今年の夏も喚起でドアを開け閉めしながら冷房をつける事になるとは…(´・ω・`)
さぁ気を取り直して、今回は妊娠に向けてのお話を
当院には不妊治療で来院されている患者さまも多くいますが、病院で検査をすると子宮や卵巣などの他に甲状腺のホルモン値を調べると思います
何か問題があれば不妊治療として甲状腺の薬を飲む事になりますが、なぜ甲状腺ホルモンが不妊治療に必要か知っていますか?
特に理解していなくても治療に影響ないかもしれませんが、少しでもご自身の体の事を知る機会になればとご紹介していきます
甲状腺はのどぼとけの下にあり、主に新陳代謝を活発にする役割をもつ臓器です
機能亢進によるバセドウ病、機能低下による橋本病が有名ですが、長くるので病気の詳しい説明はまた後日
甲状腺ホルモンは全身の臓器に影響を与えますが、妊娠への影響で言えば卵胞の成長にかかわっているホルモンです!
そのため機能が低下しホルモンが少ないと
十分に卵胞が発育せず、無排卵・無月経の原因となり
機能が亢進してホルモンが多いと
月経周期が短くなり、流産にもなりやすいとされています
また甲状腺ホルモンは、プロラクチンという授乳期に多く分泌されるホルモンとも関わりがあります。
詳しいメカニズムは省きますが、脳からTRHというホルモンが出ると甲状腺刺激ホルモンが出て分泌量が増えるのですが、一緒にプロラクチンも分泌されるように人の体はできています
プロラクチンは授乳期間に妊娠しないよう排卵を抑制するという作用があるので、妊活中に多く分泌されてしまうと不妊症の原因となります
甲状腺の病気の場合は治療を行えば良いですが、病気以外でも甲状腺ホルモンが多く分泌されるケースがあります!!
それは何かを「頑張る時」「悩んでいる時」です
なので忙しかったり、ストレスが多かったりする時に月経不順になりやすいのは、この甲状腺ホルモンとプロラクチンの働きが関係しています
何かを頑張っても月経周期は乱れにくいという人はプロラクチンの血中濃度が高くないので大丈夫だと思いますが、乱れやすい人は無理しないようこまめに休息をとる事を意識しましょう
妊活を頑張っている時は月経周期も乱れていたのに、もうやめようと諦めた時に妊娠できたというのはこの甲状腺ホルモンとプロラクチンが不妊の原因になっているパターンが多いようです!
またプロラクチンは精神科領域で処方される薬を長期服用しても多く分泌されるとわかっていますので、人によっては薬を見直す事が必要な場合もあります
不妊症で悩まれている方の状態はそれぞれ違うと思いますが、少しでも自分の体を知る参考になれば嬉しいです
《夫婦で営む所沢の鍼灸院》鍼灸専門 志和治療院
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