不妊症で悩んでいる女性の多くは、何かしらの生理トラブルを抱えています
生理は健康のバロメーターとなるので、妊娠しやすい体を目指すには生理トラブルを解決する事が大切です
今回は健康的な生理の指標になるポイントを紹介していきます
●生理周期について
目安となる基本的な生理周期は「25日~40日」ですが、90日までの乱れであれば治療せずとも元に戻る可能性があります
なので生理が遅れているからとすぐに病院へ行くのではなく、冷えや瘀血(東洋医学でいう機能をしっかりと果たせていない血液の事)を改善させ様子を見る事をおすすめします
ただし90日を超えると子宮が収縮し女性ホルモンの分泌が減ってしまう可能性があるので、一時的にホルモン剤などを使い体に生理を思い出させてあげましょう
●生理の日数
生理は「3日~7日」が一般的とされ、短すぎても長すぎても良くありません
短い人は血虚(血が不足している)の事が多く、冷えや貧血などの症状が伴っていないか確認します。
また前回の生理からすぐに出血があった場合は、生理ではなく不正出血の可能性もあります
子宮頚管ポリープなど他の病気が隠れている事があるので、何度も短い出血が続く場合は1度病院の診察を受けましょう
8日以上続く生理は過長月経と呼ばれ、ホルモンの分泌異常が遠因となっている事が多いです
卵巣機能不全や多嚢胞性卵巣症候群などの可能性もあるので、何度も繰り返すようでしたらこちらも病院での診察を受けましょう
●経血の状態
健康な時の経血は、少し濃い色でかすかに粘り気がある血液だと言われています
黒っぽい経血やドロっとした塊が出る人は瘀血がある証拠で、生理痛やPMS(月経前症候群)が伴いやすいです
また経血の量は2・3日目が多く、1日目と4日目以降は少ない事が理想的です
経血の量は子宮内膜の厚さに関係していると言われるので、少ない場合は内膜が薄い可能性があります
子宮内膜は受精卵のベッドとなる場所なので、薄いと着床しづらいとされています
これらは目安となるポイントですので、妊娠に向けて日頃から自分の生理の状態を把握しておく事をおすすめします
ただし、生理不順はよく起こる事です
乱れてしまったからダメというのではなく、「無理していたかな?」「生活が規則だったかな?」というように、自分の状態を見直すタイミングだと考えましょう
鍼灸ではこうした生理トラブルを改善する手助けができますので、妊娠に向けて体の状態を良くしたい時にもご相談ください
《夫婦で営む所沢の鍼灸院》鍼灸専門 志和治療院
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