夢の100歳現役の方の「長寿の秘訣」について
娘に「お母さんは何歳まで仕事するの?」と聞かれ、
「鍼灸は手が震えてなければ80歳まで」「自然薬はもう少しできるかなぁ。。。」
と答えたら大笑いされました。「80歳まで働くの?」と。
100歳現役の方から考えれば、「80歳なんて「ひよっこ」」ですよね。


現役薬剤師の幡本圭左先生は、以前にもご紹介しましたが、「松寿仙や渡辺オ〇ス
ター」を扱っておられる町の相談薬局の先生です。
11月29日に放送された『それって!?実際どうなの課』
(中京テレビ・日本テレビ系、毎週水曜23:59~)では、
「100歳まで生きる「長寿の秘訣」を本人に聞いてみる」と
題し、2人の101歳の女性にインタビューを実施。


東京都目黒区在住の女性は、大正11年生まれの101歳。薬剤師として現役で働くギ
ネス世界記録保持者だ。「自分では何も意識せず生きてきた」と、長生きの秘訣は
ないと答える女性だが、仕事に関する専門書など本を読み勉強するのが日課で、食
事は肉や魚などのたんぱく質を摂取、飲み物は夏でもホットを好むという。


また、朝起きたら階段の上り下りを多いときで5往復、室内の移動はつま先立ちで、毎日お客様にお手紙を書くことを続けている。そんな女性の楽しみはひ孫の成長。「喜んだりしている顔を見ると、やっぱり生きていてよかったな」と、ひ孫が小学校に入学するまで4~5年だと話し「すごく生きていたい」と意欲を見せる。
2人目の101歳の女性は北海道滝川市に在住。長生きの方法は
「いつも笑い顔でいるほうが元気の素と思います」とにっこり。
洋服屋を営む女性は73年間働き、現在も年中無休で接客。
その分、夜はぐっすり眠れるそうで、22時に寝て7時に起きる生活を送る。
ほかにも、こぶ茶を毎日飲み、そろばんで計算をする、部屋の乾燥を防ぐといった生活が明かされた。本人は「趣味なんかしとる暇ないもん」と話すが、常連兼友人が店に顏を出すと「明日あたり飲まんか?」とお誘い。週に1度ほどお酒を交わし食事を楽しむ時間を持つという。SNS上では、2人の元気ハツラツとした様子に「尊敬しかない」「若々しい」「すごい」といった反響が寄せられた。

母は80歳まで頑張るわ

100歳長寿の秘訣は、「無い」とご本人たちはおっしゃられています。
「一生懸命生きていたら、100歳になってた」という感じみたいですね。
先日、80歳になる大阪の松寿仙の会の先生が『あと10年は頑張る』と
若々しいワンピースを着て新年会に出席されていました。
先生曰く、「お腹が出てきて、苦しいからコレにしたのよ」と。

私と同じ量を食べ、お酒も強い!

今年2024年1月10日放送
(長生きする健康法は合ってる?100歳以上を調査)
100歳以上の人に長寿の秘訣を伺う。栃木県那珂川町に住む箱石シツイさん。
企画史上最高齢の107歳。腎臓病で座ることすらできなかったが、病院に
行かずに自分の治癒力で治した。現在も理容師として働いている箱石さんの
仕事風景を見せてもらった。手先を動かすと末端神経が刺激され、脳が活性化し、
認知症の予防につながるという。肉も魚も大嫌いだが、たんぱく質を摂取するため
に家族が食卓に並べている。自家製ヨーグルトに純ココア・すりごま・きな粉・は
ちみつを混ぜて食べていた。

5年前から食べ始めたら黒い髪が生えたという。黒ごまにはメラニン色素の生成を促す成分があり、老化予防・白髪対策につながるという。部屋にはトーチがあった。箱石さんは東京オリンピックの聖火ランナーだった。トーチと同じ重量のストレッチ棒を持って練習したという。散歩500歩が日課となっている。箱石さんが毎日やっている自己流の体操の映像を医者に見てもらった。ラジオ体操や太極拳に似ているところも多く、理想的だという。ラジオ体操が生まれたのは1928年だが、箱石さんが生まれたのは1916年と歴史が古かった。箱石さんはメディア取材も多く、細川たかしと3回共演している。


100歳長寿の秘訣・私なりの考察

「脾が丈夫な方」いわゆる胃腸が丈夫な方が長生きです。

先天の元気(生まれもった元気)が少々少ない方でも幼少期はよく病気をして、学校にも行けなかったという方でも、後天の元気「脾の力があり、消化吸収がしっかり機能している」がしっかり備わっている方は、丈夫そうに見えなくても長寿であると思います。五臓六腑の中心はやはり【脾】ですから。

三人の方の共通点

自営業(仕事)をしている。暇がない。

食事は何でも食べている。栄養のバランスを少々気にして取っている。
自分なりの運動を心がけている。病院に行かない。
手先を動かすことを仕事ではあるが、しなくてはならない。
お客様とのコミュニケーション(会話)を必ずしている。
お金を稼ぐためには、計算を間違えられないので、計算能力は衰えない。
仕事となると中途半端なことは出来ず、気合いの入り方(集中する時がある)が違う。

技術・知識・情報の向上に余念がない。

サラリーマンや専業主婦と比較することは出来ませんが、自営業は定年退職がなく、心身が元気であればいつまでも働くことが出来、仕事量も自分で決められる。また、仕事の結果がすぐによくわかり、次の仕事への反省や喜びにつながり、常に、商売のこともお客様のことも考えている「暇なし」が、良い結果に。
人間は動物。動けなくなれば、死して当然であるが、ベットで寝たきりは日本だけ。日本経済の課題。

「ピンピンコロリ」を目指して、精一杯この世を満喫したいですね。