【タイトル】
ゴールデン☆ベスト [DISC 1]
【アーティスト】
河合 その子
【リリース】
2002/11/20
【トラック】
[1]涙の茉莉花LOVE
[2]恋のチャプターAtoZ
[3]落葉のクレッシェンド
[4]午後のパドドゥ
[5]メッセージ
[6]青いスタスィオン
[7]さよならは言わないで
[8]再会のラビリンス
[9]ジョバンニのささやき
[10]悲しい夜を止めて
[11]やさしさなんていらない
[12]哀愁のカルナバル
[13]ロマンスの行方
[14]JESSY
[15]赤道を越えたサマセットモーム
[16]夢から醒めた天使
[17]明日への手紙
[18]雨のメモランダム
[19]ラヴェンダーが目印

【総合評価】3.4


 AKB、NMB、SKE、HKT、乃木坂、欅坂…当ブログでは暗に匂わせた事はあるが、ここまではっきり書いたのは初めてである。本人たちのせいではないが、過熱から持て囃す頭が単純なメディアのせいで一種のアレルギーになった。どこが売れても金の流れ先は結局「1ヶ所」だろうとやたら現実的に見てしまう。現在のグループに対して批判するのはお門違いだが、かといってただただ避けるのも今を直視していない気がする。

 ならば過去の「同系」を敢えてぶつけてみる。リアルタイムで観ていたならば昔の方が良かったと思うか、反対に今と同様アレルギーになってしまったかもしれない。ただ当方はグループ時代をリアルタイムでは観ていない、物心ついたときには既に各々がソロ活動をしていた。グループ出身ということも後々知ることとなる。


 今回の河合その子はおニャン子クラブ会員番号12番。言っても当時から観ていた人間しかピンとこないだろうが、グループとしてのべ50人余りが在籍していた事は一応情報として述べておく。

 1990年に結婚により引退してしまったため、当方はリアルタイムで見かけることがほぼ無かった。無論知るのは何処かで流れていた本人の楽曲からである、といってもほぼ掛かるのは最大のヒット曲である『青いスタスィオン』なのだが。

 DISC1に関しては[5]を除きシングルA面→B面の流れで時代順に並べられ、この時点でシングル曲は網羅されている。100%の割合で秋元康作詞かと思いきや半分より少し多いくらい、現在の夫である後藤次利作曲の方が割合は高い。


 全楽曲を通しで聴く前は『青いスタスィオン』だけを評価してしまうのかという懸念もあったが、結果から言えばそうでもなかった。本人の肩書をどう見るかによるが、普通にアイドルとして見れば歌唱力は大分上の方に感じる。

 DISC2もあるので全てを今言うわけにはいかない、しかしながらDISC1だけでも十分に評価できる事は予め断っておく。(完)