ノルマンディーの2021年産の4次募集馬6頭について、7月6日(木)10時から通常募集が開始されます。

 

そこで、1~3次募集時と同様、以下の7回のチェックを行い、出資申込候補馬を消去法で選定していこうと思います。

 

①セール購入馬を出資候補から除くチェック

②母父の成績に基づくチェック

③牝系に求める基準に基づくチェック

④ニックス・インブリード診断に基づくチェック

⑤厩舎成績に基づくチェック

⑥配合分析・評価、適性分析に基づくチェック

⑦馬体、目、動き、測尺に基づくチェック

 

ちなみに、自分はノルマンディーで出資するに当たり、統計的に「古馬OP以上を勝つ可能性がある馬」or「賞金1億円を獲得する可能性がある馬」という、ノルマンディーとしては非常に高いハードルを課していますが、そのために自分なりに導き出した基準について、満たしているかのチェックとなります。

 

 

まず、①セール購入馬を出資候補から除くチェックを行いますが、「岡田スタッド生産馬」「庭先取引馬」「外国産馬」「セレクトセール1歳購入馬」以外のセール購入馬を対象外とします。

 

チェックの結果、候補から外れたのは次の馬です。

 

トーコーディオーネの21(JRAブリーズアップセール)

レーヌルネサンスの21(JRAブリーズアップセール)

パラダイスコーブの21(北海道トレーニングセール)

 

いずれの馬もトレーニングセールでの購入馬ですが、ノルマンディーでトレーニングセール購入馬の活躍馬は出ていないので、対象外とするのが無難だと思います。

 

ちなみに、ノルマンディーのトレーニングセール購入馬で、一番賞金を獲得している馬はトゥインクルリーフであり、獲得賞金額は3150万円となります。

 

 

次に、②母父の成績に基づくチェックを行いますが、母父(BMS)としての成績が良くなかったり、母父として活躍馬を出す可能性が低い馬を候補から外します。

 

チェックの結果、候補から外す馬はいませんでした

 

ちなみに、カフェファラオ、ナックビーナス、ミッシングリンクの母父であり、産駒は少ないものの母父として好成績を誇る、母父More Than Readyの産駒が2頭(エーソングフォーの21、ノーブルレディの21)募集されています。

 

たまたまだとは思いますが、もしかしたら岡田スタッドは、母父More Than Readyを高く評価しているのかもしれませんね。

 

 

次に、③牝系に求める基準に基づくチェックを行いますが、自分がノルマンディー募集馬の牝系に求める基準は以下のとおりで、これに1つも該当しない馬を候補から外します。

 

なお、複数該当する場合は、評価を上げるようにしています。

 

①初仔~4番仔

②母の現役時の最終クラスが古馬OP

③兄姉に最終クラスが古馬OPの馬がいる

④現役の兄姉に3勝クラスの馬がいて、古馬OP馬になる可能性が見込める

⑤祖母が重賞勝ち馬

⑥叔父・叔母に重賞勝ち馬がいる

⑦曾祖母が重賞勝ち馬

⑧母父がキングカメハメハ、ディープインパクト

※⑤~⑦は海外重賞含む。地方重賞は基本含まない。

 

チェックの結果、候補から外す馬はいませんでした

 

 

次に、一口馬主DBを利用し、④ニックス・インブリード診断に基づくチェックを行いますが、チェックの結果、候補から外れたのは次の馬です。

 

ノーブルレディの21(Noble Ready21)

 

ニックス診断の結果、「父ミスタープロスペクター系×母父ヘイロー系」の産駒成績が、活躍馬としてクリノドラゴンはいるものの、他に活躍馬がいなく、全体としては成績が低迷しているため、対象外としました。

 

 

以上より、4次チェックまでを通過した馬は、以下の2頭になりました

 

<4次チェックまでを通過した馬>

エーソングフォーの21

ホーリーワウの21(Holy Wow21)

 

 

次回は、最終の7次チェックまで行った結果を書こうと思います。

 

 

ホーリーワウ

ホーリーワウの21。馬体は成長の余地を残しつつ、なかなか良いのではないでしょうか。ダート向きだと思いますが、ゴリゴリのダート馬って感じではないように見えます。距離適性は、血統も踏まえると1200~1600m辺りでしょうか。)