キャロットの2021年産のキャンセル募集が、本日から明日まで受付されています。

 

毎年キャンセル募集は申し込んでいるものの、当たったことはなく、今年も無理だとは思いますが、万が一の可能性に懸けグレイシアブルーの21に申し込みました。

 

 

キャロットの出資申込馬の選定に当たっては、ノルマンディーと同様、以下の7回のチェックを行い、消去法で選定を行っています。

(ただし、キャロットの募集馬には高いレベルでの活躍を求めているため、チェックの内容はノルマンディーと若干異なっており、より厳しめのチェックとなります。)

 

①白老生産馬等を出資候補から除くチェック

②母父の成績に基づくチェック

③牝系に求める基準に基づくチェック

④ニックス・インブリード診断に基づくチェック

⑤厩舎成績に基づくチェック

⑥配合分析・評価、適性分析に基づくチェック

⑦馬体、動き、測尺に基づくチェック

 

 

今回もこのチェックを再度行ったので、グレイシアブルーの21のチェック内容の概要について、備忘録として書き留めようと思います。

 

なお、評価は良い順に、◎、○、普通、としています。

 

 

グレイシアブルーの21(パステルツェ)

①ノーザンファーム生産馬

②母父サンデーサイレンス:○

③牝系:全兄G3を3勝・豪G1勝ち、半兄古馬OP馬、叔父G3勝ち、曾祖母仏G2・G3勝ち→◎

④ニックス:◎、インブリード:◎

⑤清水久詞厩舎:○

⑥配合:◎、適性:芝中距離

⑦馬体:普通、動き:○、測尺:普通

 

<その他>

・公式の近況コメントの内容:○(能力の高さを感じさせるコメントが複数あり)

・栗山求氏・望田望氏の、両氏の配合に対する評価も高い(一口馬主好配合馬ピックアップより)

・適距離は中距離だと考えるが、馬体的にマイルもこなせるのではないか

・当初募集時は体高が低く対象外としたが、現時点でまだトモ高であり、更に体高が伸びる期待が持てる

 ・母高齢(19歳時の仔)だか、現時点で順調に成長し、育成されていることから、問題はないと考えられる

 

(1月末時点のグレーシアブルーの21。4月29日生まれの遅生まれということもあり、成長の余地が大いにある馬体で、伸びしろが大きいと思った点も、申し込みをした理由の一つです。)