走る・走らない馬を見抜くには、客観性がある「統計的な視点」が大事だと思っています。

 

出資馬の選定に当たっては、様々な評価項目がありますが、その中で統計的要素が比較的強いのは「配合分析」ではないでしょうか。

 

配合分析はオカルトだという声もあり、自分も全面的に信じているわけではないですが、馬そのものを統計的な視点で評価するには、配合分析以外では中々ないのではないかと思っています。

 

そのため、配合分析に基づく評価を重視していますが、残念ながらゼロから自力で配合分析はできませんえーん

 

しかし、世の中便利なもので、簡単に配合分析や評価ができたり、分析・評価をしているツールがありますので、それらを使っています。

 

使っている主なツールは、以下のとおりです。

 

 

①ペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)の「クラブ募集馬簡易分析リスト」

②一口馬主DBの「ニックス診断」

③一口馬主DBの「インブリード診断」

④血統屋の「一口馬主好配合馬ピックアップ」

 

 

①の「クラブ募集馬簡易分析リスト」は、POG本などでご存じの方もいるかと思いますが、I理論に基づく配合分析を行っている、つきじ修治氏が経営するペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)で販売しているものです。

ペガサス・ビューローは、馬主・生産牧場・一口馬主への配合分析やコンサルを行っている会社です。

 

クラブ募集馬簡易分析リストは、配合評価を4段階でランク付けし、適性などについても全頭分析しています。

自分は、配合評価で最も低いランクの馬は、出資対象から除くようにしています。

反対に、高いランクの馬は、評価を上げるようにしています。

また、適性について、クラブのコメントや父の適正と不一致が見られるものなどは、出資対象から除くようにしています。

 

I理論の詳細は省きますが、配合評価のランクが高い馬ほど、オープン馬になる割合が高く、以前はその割合が示されていました。

ある程度のエビデンスがあり、長きにわたり支持されている配合分析だと思います。

 

余談ですが、学生時代、エイシンワシントンがめったにいないその当時の最高評価3Aだったので、友達と盛り上がっていましたw

 

②・③の一口馬主DBの「ニックス診断」「インブリード診断」は、使用されている方も多いのではないでしょうか。

簡単にAEIや勝ち上がり率、重賞馬率、適性傾向、同系統配合の活躍馬などが分かり、自分で配合分析をすることができます。

ここで数値などが悪い馬は、出資対象から除くようにしています。

反対に、数値などが良い馬は、評価を上げるようにしています。

この診断は、簡単にできますので、必ず行う必要があると思います。

 

④の「一口馬主好配合馬ピックアップ」は、血統評論家として有名な栗山求氏と望田潤氏が、価格以上に期待できそうな好配合馬をピックアップして販売しているものです。

全頭評価はしていませんが、ピックアップされた馬は評価を上げるようにしています。

また、適性についても分析されていますが、クラブのコメントと不一致が見られるものなどは、出資対象から除くようにしています。

 

 

長々と書いてしましましたあせる

 

次回は、ヒストリックスターの21の配合分析・評価は実際どうだったかについて、書いてみようと思います。

 

 

必ず診断した方が良いですよ~

 

他にもツールがあったら、教えて下さい!