デアリングタクトに出資していますが、オールカマー6着という結果は、かなりショックを受けました…
しかしながら、詳細に敗因を分析してみると、今回は様々な要因が重なり合い、この結果はやむなしとも思えるようになりました。
今回の敗因を長々と検証しつつ、自分をなぐさめようと思いますw
①極端に内有利な馬場
今週から内有利のCコースへ替わったことに加え、好天による急速な回復時には内から乾いていく傾向もあり、極端な内有利の馬場が大きく影響した。
実際、内を回ってきた馬が1~4着を占めるという中、大外を回らざるを得ない展開は、不利が大きすぎた。
また、上がり3ハロンのタイムが、内を回ってきた馬とそうでない馬とで、実力差とは思えないほど大きな差が生じていることが、極端な内有利を立証している。
②位置取りが後ろ過ぎた
怪我からの復帰後、ピッチ走法になったこともあり、以前ほど末脚が切れるタイプではなくなっているが、馬のリズムを重視した結果、位置取りが後ろからになり過ぎ、現在の脚質に合わない位置取りとなった。
また、この日の中山は先行有利な傾向が顕著で、なおかつスローペースであったことからも、位置取りが後ろ過ぎた。
③スローペースで行きたがっていた
折り合いは付いていたとのことだが、スローペースだったため、前半は手綱を抑えていた。行きたがる面があるので、ペースが向かず、スタミナをロスした。
④トリッキーな中山コースが合わなかった
アーモンドアイでさえ9着に沈んだ、トリッキーな中山コースが、デアリングタクトにはそもそも合わなかった。
⑤前日輸送に9時間かかった
台風・連休の影響で、前日輸送に9時間という通常以上の時間を要したためか、パドックでおとなしく、集中力も欠けていた。
⑥追切の本数が少なかった
早い時計の追い切りが3本と、これまでの休み明けの中で最も少なく、いかにも次を見据えた仕上げだった。
今回は宝塚記念より状態が上向いていて、陣営もかなり勝利を期待していましたが、以上のような様々な要因が重なり、まさに「好事魔多し」という状況になってしまったのではないでしょうか。
陣営には、今回の件を教訓とし、次に活かしてもらいたいです。
今回の結果を受け、次走はジャパンカップではなく、エリザベス女王杯になるのではないかと思います。
デアリングタクトの限界説、エピファネイア産駒の早熟説など、巷では色々と言われていますが、次走でそれらを吹き飛ばすよう、1着でゴールしてもらいたいですね。
あきらめるには、まだ早い!
宝塚記念時。この時より走っておくれよ~