前回は「家系図鑑定」のきっかけについてお話ししました。
今回は家系図を作成する際の費用や、戸籍について基本的な情報をご紹介します。
【家系図の作成先】
家系図を作成するのは、どこへ頼めば良いのでしょうか?
家系図を作成する際には、以下の選択肢があります。
1. 行政書士：戸籍に記載されている情報の取り扱いが可能ですが、苗字や家紋、歴史に関する専門知識はありません。
2. 専門業者：苗字や家紋の学者、郷土研究家、歴史研究家と連携しており、専門知識を持っています。
家系図作成業者の中で3～5%がこのカテゴリに該当します。
3. 表具屋：家系図の製本を依頼する場合。
家系図調査とは別に料金が必要です。
【調査範囲と費用】
●1家系の調査：父方のみ
●2家系の調査：父方と母方
●4家系の調査：両親の祖父母
1家系の調査費用は依頼する業者によって異なりますが、一般的には以下の通りです。
●行政書士：3万円から10万円
●専門業者：50万円から100万円以上
【戸籍謄本の取得費用】
●戸籍謄本1通450円
●除籍謄本または改正原戸籍1通750円
【戸籍の取得変更】
令和6年（2024年）3月1日から、本籍地以外の市区町村でも戸籍謄本や改正原戸籍謄本が取得可能になりました。
そうなんです。
今年からご自分の市区町村役場で、家系図の為の戸籍が取得する事が可能になったんです。
【戸籍謄本の取得方法】
市区町村役場で「家系図を作成したいので、戸籍謄本を出してほしい」と申し出れば、必要な戸籍を取得できます。
戸籍担当者が「どの範囲まで必要ですか？」と尋ねることがあります。
取得できる全範囲なのか、
父方の祖父までとか
母方の曽祖父までとか
また、疑問に感じた、この先祖の詳細を知りたいとか
戸主ごとに表記の仕方が違いますので
謎解きのように、ゆっくり取得する事もできます。
ちなみに私は、「今日は、この人まで」と指定します。
まずは
ご本人の苗字(父方? 母方?)の戸主(世帯主)を辿りましょう!!
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(例1)
ご本人が
父方(母方)の苗字であれば
戸主(世帯主)の謄本を出してもらう
①父(母)
②祖父
③曾祖父
の順です。
(例1-2)
次は配偶者である
母方(父方)ですね。
④祖父
⑤曾祖父
【とにかく戸籍謄本を取得しておく】
戸籍制度は明治4年（1871年）4月4日戸籍法が制定され
翌明治5年(1872年)5月2日に施行
日本初の戸籍制度が開始されました。
令和元年（2019年）6月20日以降、
戸籍の保管期間は150年に設定されています。
令和元年前は80年でした。
古い戸籍(除籍)謄本などは、日々、保管期間を過ぎ消去されます。
そうなると戸籍からは、辿れなくなります。
家系図を今すぐ作成しなくても
とにかく、市区町村役場で
戸籍謄本を取得しておくべきですね。
【戸籍謄本で何代前まで取得できる?】
ご本人から（昭和世代の方）
父母(1代前)
祖父母(2代前)
曽祖父母(3代前)
そこから
4代前〜(生死を含め住所なども判る)
5代前(名前だけは判る)
そこまでは戸籍で判明します。
【真幸架堂としての個人の見解】
通常の家系図は
名前、家族構成のみです。
私の家系図の作り方としては
①生年月日
②亡くなった年月日
③住所(遍歴)
④結婚→離婚歴
⑤子供(子孫)の生年月日
⑥家族構成
この家族構成なのですが
今現状、長男、二男、長女、二女などを書いていますが
長男
三男
と表記があるが
二男が、どこにも見当たらない場合もあります。
このように不明な点も出てきます。
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当方の家系図鑑定は
不明な点を探り、その家に影響を及ぼしている問題を解決する手助けをするものですので、
通常の家系図より詳しく視ていく必要があるという事です。
行政書士や専門業者にお願いして家系図作成するのも良いですが
ご自分自身でルーツを探して
より良く生きていくため、また子孫の為に
「業を解消する」為のものです。
先祖様をお祓いするのではなく
業を解消するのであれば
檀家寺などにお願いして
先祖供養をピンポイントにお願いしなければいけない場合もあるからです。
その方が何を伝えたいのか?
が重要となります。
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ちなみに
当方で対面鑑定にお越しなる方以外の方の鑑定の場合には
写真などをお持ち頂いております。
生年月日などは必要ありません。
会社の部署決めや、職場の人間関係などを詳しく知りたい場合には
名刺やフルネーム、年齢をお聞きする事もあります。
この場合は、写メがあれば、尚良しです。
履歴書で採用、不採用を決める場合もあります。
【まとめ】
家系図を作成することは、ただ過去を知るだけでなく、現在と未来に向けての理解を深める手段です。
また、家系図を通じて先祖供養を行うことも、先祖とのつながりを感じる大切な行為です。
家系図の作成や鑑定を通して、家族の歴史を尊重し、未来の世代への知識を継承することができます。
この記事が家系図作成の参考になれば幸いです。
次回は戸籍謄本だけでなく
他のアプローチ方法もお伝えいたします。
↑私の感じたままに「伝えたい事」を書いてます。
良かったら、こちらも宜しくお願い致します。
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2020年1月よりテレビ電話対面鑑定を実施する事となりました。
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