今日、仕事への向き合う姿勢について考えるきっかけがありました。
ふと見たテレビ番組がきっかけでした。
自分は妻が病気になるまでは激務系の役職でバリバリやっていたつもりで、将来も理想とする役職に就くために頑張りたいと思ってました。近い将来、転勤族になったらどうすべきか妻と話し合った末、家を建て単身赴任でやっていこうと決めました。
しかし妻の病気が発覚してからは全てが変わりました。仕事での理想は捨て、妻を助けながら仕事をしていくにはどうすべきかを考えることに必死でした。
幸い職場の絶大な理解と協力のおかげで、融通のきくポストを与えて頂き、今に至ってます。ただ、今の立ち位置のまま、いつまでやっていけるんだろか?とか組織に対する罪悪感みたいな感情は常に持ち合わせています。
今までは、今の自分に何ができるのか?という考え方で向き合っていました。その考え方だと自分にはこれしかできない、この程度までしかできないといったかんじで自分に出来ることは何かにを導き出していた気がします。
これからは、今の自分に何ができるのか?ではなく、「今、自分が出来ることは何か?」という考え方で向き合ってみようと思いました。
ちょっとした言葉の違いだけど、前者は受け身で後者はポジティブな感じがしました。
父子家庭となり職場で出来ることは以前と比べると制約がある自分を受け入れてくれている組織に少しでも貢献したい。そして自分が少しでも生き生きとなれるよう、ちょっとした言葉の違いだけど少しでもポジティブになれそうな「今、自分が出来ることは何か」と前向きに頑張ってみたい。
妻と子どもたちとために。そしていつまでもくよくよした自分を少しでも前に向かせるために。