去年の今頃は、米津玄師さんのレモンが衝撃的に心に響きすぎて、毎晩聴いては涙を流す日々でした。
妻への想いが歌詞に詰まり過ぎていました。
自分では言い表せない想いや感情が、見事すぎるほど表現され、かつ音楽も感情にダイレクトに響き衝撃でした。
とにかく毎晩聴き、妻への想いを重ねては涙を流す毎日。でも夜な夜な泣くことでややスッキリし、自分を保つことができてた。
そして1年後の今、再び米津さんの歌に衝撃を受けました。
つい先日まで放送されていたラグビードラマの主題歌でもある馬と鹿。
妻への想いを引きずり続けて自分が落ち込むことが一番駄目だと思い、何かに没頭しようと、息子の少年野球にのめり込むことによって自分を保ってきた。
息子の少年野球が一区切りを迎えた今、改めて米津さんの馬と鹿を歌詞を見ながらじっくり聴きました。
久しぶりに涙が止まらない。
妻が亡くなってもうすぐ2年。
今でも毎日、寂しく辛く苦しいけど、子ども達のために落ち込んでる暇はない。と自分に言い聞かせやってきてます。
でも米津さんの歌を聴くと日々抑えこんでたり向き合うことから逃げていた感情・本音に訴えってくれる。
今でも妻が大好きだし、伝えたかったことや謝りたかったことが沢山ある。
普段は心の奥底にしまいこんでるそんな感情をダイレクトに呼び覚ましてくれる。
米津さんの馬と鹿を聴き涙を流す夜がしばらく続くでしょう。
そしてそんな日々を過ごした後、自分の考え方とか現実の受け止め方は必ず前に向かってるはず。
1年前と同じように。
米津さんの歌とともに。