スジコンって、いわゆる神戸名物ぼっかけの事です
ぼっかけ=ぶっかけるが訛ったもので、元々神戸では、うどんや蕎麦などの汁物の上にスジコンが乗ったもののみをぼっかけと呼んでいたそう。
ただ、神戸市長田区周辺ではスジコンもぼっかけも全てぼっかけと呼んでおり、近年のB級グルメブームにより印象的なネーミングのぼっかけをスジコンの総称とする地域運動により神戸名物ぼっかけとして知られるようになったのだとか!
ちなみにスジコン(ぼっかけ)とは牛スジ肉とコンニャクを醤油をベースにみりん等で甘辛く煮込んだものです。
お隣大阪にはどて焼きがあります!
どて焼きは大阪が発祥と言われる、牛のスジ肉のみを白味噌をベースにみりん等で時間をかけて煮込んだものです。
どて焼きの「どて」とは、調理中に使うダシがこぼれないように味噌を土手のように盛ったことから、どて焼きと呼ばれるようになったそう。
牛すじ煮込みと同じものです。
さらに大阪のどて焼きを真似たものと言われている名古屋発祥のどて煮もあります!
名古屋の名産である赤みそをベースにみりんや出汁等でじっくり煮込んだのが始まりだとか。
どて煮は赤みそを使っていることから、赤黒い色をしているのが特徴です。
一般的に牛スジ、豚モツ、大根、こんにゃくを使いますが、牛肉や好みの野菜、ゆで卵などが入ることも。
家庭でも広く作られているそう。
ぼっかけはあっさり、どて焼きはこってりしている印象です。(どて煮は食べたことないと思う)
ちなみに全国各地にホルモンやモツを使った郷土料理は広くあり、牛、豚、鶏、馬など、鳥獣の内臓を煮込んだ料理の総称をもつ(モツ)煮、もつ(モツ)煮込み、煮込み、ホルモン煮などと呼ぶそうです。
焼いたのもあるよね!
神戸スタイルの薄焼きにネギと牡蠣
(端に見えるは豆腐ステーキ)