舞茸はアメリカで『マジック・マッシュルーム』と呼ばれ、海外でも研究が進められてきました。
もちろん日本でも古来より漢方薬に利用されるなど、健康維持や治療に効果があると伝承的に知られてきました。
まず、キノコ類全般に言えることとして、腸内の老廃物排出や便秘解消に効果的な食物繊維が豊富
キノコ類には水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれます。
中でも多く含まれる水溶性食物繊維は、善玉菌であるビフィズス菌などを増やし、腸内環境を整え便通を良くします。
粘性があるため、腸の中をゆっくりと移動して空腹感を感じにくくし、糖質の吸収を緩やかにし血糖値の急激な上昇を抑えてくれることで、太りにくい体質をつくります。
一方、不溶性食物繊維は、腸の中に存在する水分を吸収して数十倍にも膨らむことによって、腸壁を刺激して腸の動きを活発にします。
さらに免疫力を高める栄養素が豊富に含まれています。
(β-グルカン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンD、ナイアシン、亜鉛、銅など)ビタミンB1…糖質を分解しエネルギーに代え、免疫細胞が弱体化する原因であるストレスや疲労を除去します。
ビタミンB2…身体の新陳代謝を促進し、老化を予防することで免疫細胞を守ります。
ビタミンD…体の生理機能を調整し、心を安定させるカルシウムの吸収を促進しますので、精神不安定による免疫のダメージを防ぐ効果があります。
免疫にかかわる因子を活性化することで免疫力を総合的に高めます。
ビバ!キノコ!!
では何故キノコではなく、舞茸なのか?
ちなみにβ-グルカンは消化されずに腸まで届き、腸の内壁にある免疫細胞に働きかけるので、できるだけ空腹時に食べるのが効果的です。
「MXフラクション」が痩せやすい体質づくりをサポート
血中コレステロールや中性脂肪を下げたり、血糖値を下げるなどの効果が期待出来ます。
「MDフラクション」で免疫力アップ
免疫活性化作用があり、老化予防や風邪予防に役立ちます。
「食物繊維」が腸の動きを活発に!
柔らかく食べやすいのにも関わらず、ごぼうに迫るほどの食物繊維がたっぷりと入っていて、排便を促します。
結果、腸内細菌の働きが活発となり、過剰摂取になりやすい脂肪や糖分を腸内細菌が分解し、消費につながります。
「キノコキトサン」がお腹痩せに役立つ
内臓脂肪を落ちやすくする働きがあり、特にお腹痩せに役立つ成分です。また、脂肪を取り込んで、体内に吸収されるのを抑制します。
ダイエットに役立つ「舞茸」の効果的な摂取方法
ちなみに7日間舞茸ダイエットとは、毎日1回舞茸を使った料理を作って食べる方法だそう!
使用するの舞茸の量は50g前後(半パック程度)
食べ過ぎると人によっては、お腹がゆるくなる場合もあるので注意しましょう。
ポイント①熱によって分解されやすいので(130℃~)すばやい加熱を心がける
ポイント②黒い煮汁も使う
ポイント③水によって成分が流出しやすいので水洗いせず利用する
TVでざ・タッチが舞茸ダイエットを実践して話題になったらしいです!
舞茸パウダーとか乾燥舞茸もあります
秋田のきりたんぽ鍋にも舞茸は必須らしいですね
酒飲みなので、炭水化物をあんまり食べない故きりたんぽには興味がなかったのですが、鳥スープに比内地鶏、せり、ごぼう、舞茸、長ネギが具材と聞いて最近気になるきりたんぽ鍋
せりと言えば、仙台のせり鍋も食べてみたいなぁ…