蘇州らしさ・・・それは②岩 | LIFE IS ART

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私自身へのART=問題定義をこちらのブログでしていきたいと思います。
見たもの、感じたもの、体験したもの、考えたもの、いろんなところでさまざまなものを多眼的に捉えた備忘録です。

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蘇州の春は、花盛りでした。

すっかり真夏になってしまいましたが、蘇州旅行を振り返ります。

 

蘇州は庭園天国

 

日本では「三大なんちゃら」というのが良くありますが、中国では「四大なんちゃら」が基本パターン。

 

中国で「必見」と言われれている「四大庭園」は

 

-頤和園(北京)

-避暑山荘(河北省承徳)

-留園(蘇州)

-拙政園(蘇州)

 

蘇州の庭園が2つも入っています。

 

蘇州は世界遺産に登録されているのですが、実は「運河」ではなく「古典庭園」群としての登録なのです。

 

 

特に人気の蘇州四大庭園は?

 

古い順に並べて、浪亭、獅子林、拙政園、留園の4つの庭園が人気です。

 

滄浪亭は宋代(948〜1264年)、獅子林は元代(1271〜1368年)、拙政園は明代(1369〜1644年)、留園は清代(1644〜1911年)と、約1000年の歴史の中で造られてきたのです。

 

中国4000年の歴史と言われますが、その歴史の長さに驚きですね。

 

 

留園へ
 
それら4つの中で、我々が行ったのは2つ。
まず、留園です。
 
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中に入るとすぐに、岩のオブジェがあらわれます。
奇石と呼ばれる、自然にできた変わった岩たち。
それらをあちこちに配置し、プラスして古木や建築物などを建設して広い庭にしたそうです。
 
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庭の中の建物には、格子窓が使われていて、これを通して全体をまとめているそう。
 
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そして、シンボル的な奇石はこちら。
見る方向によっては、マーライオン的に見える岩です。
近くに行くと、結構大きくて驚きますよ。
 
 
ひらがなも見受けられました。
 
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唄のようなものが書かれている石もたくさんあったのですが、ひらがなが見られますね。
 
漢字文化が、我々の日本語に非常に影響を与えていることがわかります。
 
 
蘇州らしさ・・・それは②岩

 

蘇州の庭園の1つを紹介しましたが、今回の日替わり旅行ではもう一箇所行くことができました。
 
そこにも、「岩」が沢山。
 
次回は、その庭園について書きますが、変わった「岩」が時代1000年間で、ずーっと重宝されてきたということに驚きますよ!
 
ガイドブックの写真などでは、「運河」ばかりがクローズアップされがちですが、実際行ってみると違った側面が見えてきました。それは、自分の目で見なければ、スルーしてしまったでしょう。
 
自分のものにするためにも、自身の目で確かめるというのは必要ですね!