以前もブログに書きましたが、日経新聞の32面、私の履歴書。

この4月は、ジャパネットたかた創業者の高田明さんです。私の履歴書とは、伝記です。

 

一昨日、我々ビジネスマン、営業系人間が、最大の教訓にすべきことがさりげなく書かれていました。

 

高田さんは、みなさんもご存知でしょう。あの甲高い声と商品を詳しく、自分がこの商品を使う、持つとどのような楽しく便利なモノになるのか。そうです。単に売り手が商品を説明するのではなく、まだ到来していない生活を示してくれます。

 

では、私の履歴書に戻ります。

みなさん、佐賀県唐津市の有田焼をご存知でしょう。焼き物の商品として、日本中に知れ渡っていますね〜では、伊賀焼を知っておられますか?三重県伊賀上野市周辺で有田焼と同様の焼き物です。私自身、どちらの商品、焼き物も同様に素晴らしいと思います。

 

高田さんは、現在、社長を引退し、日本中を旅されています。そこで、三重県伊賀上野市へ行き、初めて伊賀焼を知られたようです。なぜ?と伊賀焼にたずさわれている方へ質問されると回答は、「作ることばかりで、売る力が足りなかった」と。

 

みなさん、もうお分かりでしょう。

良い商品が必ずしも世に知られ、売れるとは限りません。

つまり、その商品の良さや価値が、作り手、売り手から買い手、私たちへ伝わっていないのです。

 

伝える力が、重要なのです。

 

高田さんは、自分の通販番組で、数々の商品の良さや価値を上手に伝えることで、他の通販番組とは違うレベルへ高められたのです。

 

私たちは、売れないのは、値段が高いから、お客さんが価値がわからないからと勝手なことを言うが、はっきりと違うと理解しました。

 

伝える力がなかったのです。

 

では、この伝える力とは、どのようなものでしょう。それは、まだ、明確ではなく、私の履歴書を何度でも読み込みますね。