アーティスト紹介 José James | SHIN オフィシャルブログ「Shin's Something Strange Sounds」Powered by Ameba

アーティスト紹介 José James

今日はJazzのアーティストを紹介します。


José James
http://trafficjpn.com/josejames/TRCP-21/
http://www.myspace.com/josejamesquartet

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決してなだらかな道のりではなかったが、正しく配列されたあらゆるエネルギーが、プリンスのホームタウンであるミネアポリスからのホセの道のりを手助けしてきた。ホセは音楽に囲まれて育った。母親はアイリッシュ家系で、ヒッピー時代を知る音楽好きの子供だったという。父親はパナマ人で現役のミュージシャンである。高校時代、ア・トライブ・コールド・クエストの『Midnight Marauders』に夢中だった時、ダークな初期コットン・クラブの作品であるデューク・エリントンの音楽と出会う。ルイ・アームストロングとチャーリー・パーカーがそれに続く。そしてナット・キング・コールの豪華なMosaic Recordsのボックス・セットを買い、チャールズ・ミンガス、セロニアス・モンクへと次第に興味を移していく。ホセは歩きながらホーンのパートを歌うような子供だった。そして、それらを経てジョン・コルトレーンと出会うのだった。「「Equinox」を聴いたとき、すぐに夢中になったよ。それから真剣に詩に取り組むようになったんだ。間違いなく2万回は聴いてるよ!」ホセは、ブラック・アーツ・ムーヴメント以降、60年代に、詩人、教育者、そしてアフリカ系アメリカ人およびネイティヴ・アメリカンの人権活動家として活躍したLouis Alemayehuに感化されている。アンセスター・エナジー(Alemayehuによるスポークン・ワードとジャズのアンサンブル)に加わったことで、若いシンガーだったホセは、アート・アンサンブル・オブ・シカゴが、偉大なブラック・ミュージックと呼ばれる理由を深く理解したという。「本当にヘヴィーなんだ!彼らは音楽に対する僕の理解をすべて覆した」2000年、偉大なジャズ・ミュージシャンが活躍した時代と同様に、彼はニューヨーク・シティへ活動の場所を移すことを決意する。しかしそれは非常に厳しい経験となった。いいコネクションを作れず、歌への純粋な情熱すら失いかける事態に直面した。3年もの間、彼は歌うことをせず、ライティング作業に創作意欲を傾けた。ガール・フレンドでさえ、彼のヴォーカル・スキルがどういう状態か分からなくなったほどだったという。その間実際に彼が歌ったのは、ミネアポリスへ帰った際、彼の師でもある元高校教師のDennis Malmbergとコラボレートした時だけだったが、彼女はその歌声の素晴らしさに驚嘆した。ニューヨークに戻った彼に、彼女は再び歌うことを強く勧めた。2004年、ホセは「THELONIOUS MONK INTERNATIONAL VOCAL COMPETITION」に出場し、"New School For Jazz & Contemporary Music"のスカラシップを獲得する。(本校の卒業生には、ロイ・ハーグローヴ、ロバート・グラスパー、ブラッド・メルドーなど錚々たる面々が含まれている。ホセのデビュー・アルバムにも参加したジュニア・マンスやチャールズ・トリヴァー、ジャネット・ローソン、アンドリュー・シリル、レジー・ワークマンなどの現役ミュージシャンがチューターを務めていることでも知られている。)06年にロンドンで行われた「LONDON INTERNATIONAL JAZZ COMPETITION」に参加するため、ロンドンに滞在した際、ジョン・コルトレーン「Equinox」のヴォーカル・カットとセルフ・プロデュース作「The Dreamer」を含むデモEPを抱え、各街のクラブ・セッションを回った。そしてロンドンのクラブCARGOで「Radio 1 Worldwide」のDJにして、のレーベル・オーナー、ジャイルス・ピーターソンにデモを渡し、同レーベルと契約。そこから現在へと繋がるキャリアがスタートしたのだ。

Jose James - Desire


Lay You Down - José James


Jose James - BEAUTY


Jose James - Warrior


Jose James Interview & Live




これで今夜のあなたもムーディーなこと間違いなし♪