溝呂木梨穂さん著書「らりるれろのまほう」
どんな最後の時間共有になるのか、今からとっても
楽しみです。
月曜日に、塾生の溝呂木真理さんが
お嬢様が綴った初出版の書籍をもってきてくださいました。
『魂の言葉が胸を打つ！
重度の障がいと共に22年。
生きる意味を求め続けてきた。
溝呂木梨穂、待望の処女詩集』
書籍の帯には上記の文字が。。。
お母様の深い愛
この愛は言葉には表すことができない。
是非、一人でも多くの方々に手にとって欲しい一冊です。
体が不自由なだけで
心が不自由ではない
障がいを持っている人は
それを言葉で表現する術がなかった
しかし、それを伝える術があった今
奇跡が起こった。
話すことができなくても深く考えている
自らの心の声
多くの思いを発信しようとしている
それを知って私は驚きました。
今回の書籍は、管理部の
古林央子が紹介させて頂きます。
ブログ読者の皆様、こんにちは！
管理部 古林央子です。
先日、「トップセールスレディ育成塾」塾生の溝呂木真理さんが
娘の梨穂さんが初出版された本を持ってお越し下さいました。
溝呂木真理さんと、朝倉、社員の中林の愛娘ここなちゃんと一緒にパチリ！
梨穂さんは重度の障がいを持っており、
体を自由に動かすことや
言葉を発することができません。
梨穂さんが１９歳の時に、
真理さんが障がい児教育を研究している国学院大学の柴田先生を梨穂さんに引き合わせ、
梨穂さんの中にはたくさんの言葉があったことを見つけたのです。
柴田先生は、植物状態の人、心身障害の人もすべての人に言葉がある、
その言葉を引き出す活動をされていらっしゃり、
「言葉も意思すらも持たない」と思われた障がい者の「真実の言葉」を
導き出す活動が今、多くの障がい者やそのご家族に大きな希望を与えているんだそうです。
柴田先生は、
２２年間、梨穂さんが自分の中にためてきた言葉を、
パソコンや文字盤、様々な方法を使い、
梨穂さんの中から引き出していきます。
その言葉や詩をまとめた本が
この度出版されました。
「らりるれろのまほう」
その中でも私が特に心に残った詩を
書かせていただきます。
「みずからのみずかららしさ」
明日から私はどんな苦しみも
すべて私を育てた養分として
理解して生きていきたい
理想に燃えていた幼い日の夢は
実現しないけれど
私はもうそれを嘆かない
わずかなわずかな理想のために
私はもう二度と
夜の闇を恐れることはない
なつかしいのは
私を頑張って支えようとしてくれた人たちだ
未来を作るために
私はもう一度強く立ち上がる
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詩は、梨穂さんの年齢と同じ２２編載っています。
４５編近く書いた詩の中から、
梨穂さん自身が選んだそうです。
表紙の色も梨穂さんがいくつかのパターンから選び、
文字は通訳者の氣歩さんとの共同作業で梨穂さんが書かれたものと聞きました。
とてもあたたかみのある表紙です。
お母様である溝呂木真理さんと初めてお会いしたのは
昨年、東京都庁で行われた「新年を楽しもう会」でした。
その時に、
梨穂さんの詩や言葉、梨穂さんについて書かれた
冊子「私の私らしさを見つけたよ」を頂いたことがお二人を知るきっかけでした。
梨穂さんの力強い、たくましい文章がとても印象的で、
何度も出てくる「前に進む」という表現に、
梨穂さん自身の強さを感じました。
そして講演会で、会場にいるお客様を何回も沸かせるユーモアに、
梨穂さんはとてもお茶目で可愛い人なのだなと感じたことを覚えています。
今回の本にも、
梨穂さんの前に進む強さが詰まっています。
ぜひ一人でも多くの方に読んで頂きたい本です。
管理部 小林尚子も加わって、本を持って
「ハイ、笑顔！」
朝倉です。
柴田先生と梨穂ちゃんとの
楽しそうな会話のやりとり・・・
伝える手段がいかに大事なのか
言葉を持っている
深く考えている
それを伝えようと献身的に見守り続けた
梨穂ちゃんのママである
溝呂木真理さん
本当にありがとうございます。
梨穂ちゃんは書籍の最後の
ページに
写真と一緒に
ずっと私を守ってくれたママに感謝です。本当にありがとう！
とメッセージされています。
本当に
本当に
母の愛は深い
ぜひ皆様
この書物を大切にお読みくださいませ。
重度障がい者の思いを伝えるために
努力された國學院大學 人間開発学部
初等教育学科教授 柴田保之様に心から感謝します。
みんな言葉を持っている！！
今日の一言
『海よりも深く空よりも広い親の愛。
親子の絆は理屈では語れない尊いもの。』
いつもクリックありがとうございます。
経営ブログ 女性社長
