朝倉千恵子『厳しい中でしか「いい人」は残れへん・・・』

厳しい中でしか「いい人」は残れへん・・・

『厳しい中でしか「いい人」は残れへん。

甘くしたら人は残る
しかし・・・いずれやめていく・・・』

確かにそうかもしれない
この言葉の意味は深い

上司が部下がやめるからと
指摘をしなくなる

問題点を見つけても
見てみぬふりをする。

そしてドンドン甘くなる

厳しいから部下が辞めるのではない

怖いと厳しいは違う

部下はバカじゃない
部下は上司を敏感に見ている

この怒りはどんな怒りかも
ちゃんとわかっている

上司が自己弁護や保身で叱っているのか

自分を心底鍛えるために叱っているのかも・・・

嫌われることを恐れ
注意をしなくなる上司

問題点をみつけても
細かく注意しない

それによって問題点は山積み

社内のモラルが間違いなく低下する

部下は部下で
義務を怠って権利を主張し始める

弱い組織になる典型的なもの。

これは世の経営者の悩みの中に
非常に多い事柄

仲良しグループのリーダーは
仲間にはなれる

しかし、
恩師・師匠の師には絶対になれない

未熟な時は人を見る目がない

甘い上司をいい上司と錯覚する

真価を知るようになり、
どんな上司がいい上司だったかに気付く

振り返って見たとき
やはり冷たくて甘い上司は思い出すことはない

その時もっとも細かくて
厳しくて嫌だった上司が

後でわかることがある。

いまわからなくても
後で必ずわかる・・・