ハンドメイドのルアー製作において下地の処理は永遠の命題だそう。

 

こちらのクランクは、数十年制作を続ける中でさらに進化させた下地を試すために

製作されたそうで、紹介がてらお借りしてきた。

 

長さ60mm、幅20mmのボディ。当初1号錘で製作されたそうだが、浮力が

強すぎバランスがとても悪かったため1.5号錘で再び製作されたそう。

 

リップが長いのでそこそこ潜り、また浮力もあるのでバジングもOK。

本来のバルサの浮力はかなり強く、これを最大限生かして制御していくことに

終わりはないとのこと...

 

これ、プロトのレベルじゃないんですけどね...お借りした時にさらっと装着されていた

イーグルクローも渋い!(笑)

 

 

 

 

 

 

 

マーブルミノー 110mm のは3フックがメイン。

 

このファットタイプは2フックでこれまで見たことのないセッティングとなっている。

 

また、基本的にマーブルミノーは細身で削られているボディがベースなので、

改めてファットタイプを見ると写真撮影しても随分と迫力があるように

感じる。

 

もともとの細身でも十分に浮力が確保されているマーブルミノーだが、

このファットタイプは果たしてどんな泳ぎを見せてくれるのか楽しみ。

 

また、「銀黒」というと背中が黒い塗装のものが多いが、こちらは濃紺の

ブルーベースとなっている。光の加減・見る角度でほかのカラーにも見える

ためいわゆる手堅いカラーだが、改めて見てみると非常に渋く鋭い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いわゆる羽根つき。(足つきと勘違いしそうな雰囲気ですが、ハネのほうです。)

 

そして、マーブルにはセミをモチーフにしたシケイダーも存在するのですが、

おそらくシケイダーとは分類されているのではないかと思います。

現時点でのタイトルはクローラーで。

 

松尾さんがご自身で使うために作成されたワンオフシリーズ。

 

長さが80mm、幅が30mmあるのでオイカワの塗装のすごさよりも

かわいい感じの印象が先に立つというマーブル製品の中では異端児ともいえる存在(笑)

テストしてばっちりのスイミングだったとか。

 

このおなかのカーブも何とも言えないボリューム感を醸し出しており、このシェイプが

余計にかわいさを引き出しているのかも。

 

夏、このおなかで水をかき分けながら泳いでいるクローラーを見ているのは

楽しいでしょうねぇ...