阿部由里です。
実家に帰省をすると
母と話す時間が多くなる。
車で買い物にいきながら、寝るまで茶の間で、
食事の準備をしながら。。
母の話をひたすら聴く、とにかくきく。
いつも車の運転をしながら延々と話は続く。
毎日どんな日常なのか、そこから見えてくる。
私にしてみたらどうでもいいようなことも
母の日常では大事なことなのだ。
へえ~、そっがぁ~、んだのぉ~、ふぅ~ん、、、
私の考えや気持ちは主張しない。
ただただ聴くに徹する。
10のうち2~3程度は主張してみるが
それも強い主張ではなくへぇ~の延長線上にある程度。
私の知らない母の日常。
愚痴や不満もありつつ、何だか楽しそうだ。
父と比較すると。
やっぱり母親というのは日常の過ごし方でいえば
女子力の賜物、どんな状況からも
楽しむことや面白いことを無意識に見つけているように思う。
どうでもいいようなことでも
そこに面白さや愚痴や不満をみつけては
それについて延々と話す、とにかく話す。
これが女子力だ。
私にとっては非日常の知らない世界。
ある意味新鮮である。
よく話す、声が大きい。
これは健康で元気であるということ。
ずっとこんな感じで過ごしてくれたらいいなと思う。
それにしてもよく話す。
聴くに徹するのも親孝行かな。