眠れる予言者、エドガー・ケイシーは、ピラミッドに関するリーディングを数多く遺しています。
そのなかで、ピラミッドの予言に関するリーディングもあります。
「ピラミッドには人類に関する歴史を予言として刻み込んでいる。この予言には、場所、人名まで記録されているが、正しく解けるのは”秘伝者”だけである。」
「ピラミッドは、建設から10500年後にやってくるイエス・キリストの霊的儀式イニシエーションの場として、そして、2030年頃までの予言を収める場所として作られたのだ」
ピラミッドの建設がはじまったのは、ちょうど太陽系が獅子座時代に入った頃です。
この頃に建造されたスフィンクスがライオンの姿をしているのはこのためです。
大ピラミッドの予言は、内部の通路や岩板の種類などの変化に従って、終点の「王の問」の石棺まで記録されていました。
「王の問」は、イエス・キリストが霊的儀式イニシエーションの場として使われた部屋です。
王の間に使用されている石は、1000kmも離れたアスワンの石切り場から、1個60tを超える花崗岩の石材が、ギザに運び込まれ、王の間に使用されています。
日本の宗像三女神が祀られている厳島神社がある宮島は、島全体が花崗岩の一枚岩でできています。
古代の人々は鉱物の特性や波動に関する深遠な知識をもっていたと思われます。
ピラミッドの予言を解読したエジプト研究者にデビット・デビッドソンがいます。
エドガー・ケイシーによれば、彼の著書「大ピラミッドの神聖メッセージ」には、いくつか修正すべき点があるそうですが、解釈の多くは正しいとリーディングで述べています。
デビット・デビッドソンによれば、ギザの大ピラミッドの北壁の入り口が紀元前2623年になるようです。
入口を通過し、廊下を下ると、上昇と下降の分岐点となります。
ここまでの距離を1ピラミッド・インチ(通路の継ぎ目と継ぎ目の距離)1年として計算すると、この地点は紀元前1453年を示していることになります。
そしてこの年こそ、「旧約聖書」に書かれているモーセの「出エジプト」に相当します。
女王の間と、小部屋との交差点に至るポイントに床面が落ち込んでいる場所があります。
この地点は、紀元前4年を指していますが、ここが、イエス・キリストの生誕に当たるとされています。
また、第一次世界大戦、第二次世界大戦はもちろんのこと、原爆投下のその日までが示されています。
このように、あらゆる過去の歴史年代が、ピラミッドの解析からわかるということです。
そこで気になるのが、これから起こる出来事についてですが、大きなポイントは、「王の間」への通路で
2020年~2030年の間に、歴史上最大の変化が起こると示されているようです。
デビット・デビッドソンによれば、人類の霊的な覚醒が起こるのではないかと述べています。
時期的にも、ピラミッドの予言は日月神示の予言と一致しており、いま私たちは歴史上最大の変革期にあるのは確かだと思います。
また、どの通路を選んでも、それぞれ3989年、3279年で行き止まりとなりますが、その先に人類の未来があるのかどうかは、まだ未確認の通路や部屋もあると推測されますのでわかっていません。
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