みなさんは自分を肯定して生きてますか。
日本人の自己肯定感は世界の中で圧倒的に低いと言われています。
｢自分はだめな人間だと思うことがある｣という質問に対して、日本人の72.5％が「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答。
これは同じ質問に対する答え、中国（56.4％）、アメリカ（45.1％）、 韓国（35.2％）と比べと突出して高い割合です。
自己肯定感とは自分に対する判断や評価のことです。
この自己肯定感が高いといわゆる希望や自信をもって日々を過ごし、仕事や恋愛、また収入や健康状態といった様々な人生の側面でいい影響が出てきます。
逆に自己肯定感が低いと、自分はダメだと思い続けたり、自分を認められないので生き苦しくなります。
自分をなかなか認められないので、同じように他人も認めるのが苦手です。
他人を褒めるのが苦手なので、コミュニケーションもうまくいかない事が多いです。
また、自信を持てないので漠然とした不安感も強くなります。
私たちは幼い時から、見たり、聞いたり、実際に体験したことで、モノの見方や考え方、また信念や自分なりの常識といった観念を形成します。
その一つが、自分への評価である自己肯定感です。
自己肯定感が低い原因として、子供時代に親や身近な人から
・否定される事が多かった
・あまり認められなかった（褒められなかった）
・自分で選択する機会が少なかった
・過保護に育てられた
・子供時代に親が話をあまり聞いてくれなかった
・小学生の時に国語の本読みで漢字を読み間違え、みんなに笑われた
・友達に嘘をつかれた
・異性に「気持ち悪い」と言われた
・いじめや虐待を受けていた事がある
などが挙げられます。
また、日本人の自己肯定感が低い原因は、教育にあると言われています。
学校では、それぞれの個性を見出していく機会も、健全な人間関係を育む機会もほとんどなく、偏差値など自分の外にある基準で全人格を判断するようなシステムになっています。
私たちは成長する過程でいつの間にか「ありのままの自分なんて取るに足らない存在で、他人から評価される何かを得て初めて存在価値がある」と思い込まされてきました。
そういうメッセージを繰り返し受け取りながら成長してきたわけです。
そこで何か少しでもできないことがあると「自分はダメな人間だ」となってしまう。
ちょっとした失敗や挫折が、自分という存在の無価値感や自己否定というところまで行ってしまうのです。
ただ、それでもう自己肯定感を高める事は出来ないのかというとそういう訳はなく、大人になってからも高めていくことができます。
今日から
自分の事を認めましょう！
自分のことを好きになりましょう。
自分を大切にしましょう。
などとと言われても、そんな事が急に出来れば苦労はしません。
何より人は、苦しい状態から幸せな状態に変わる時でさえ怖いものです。
たとえ今が苦しくとも、これまで何とか生きてこれているわけです。
変化を作る時には抵抗感もありますし、なかなか自分を認められない事も多いと思います。
自己肯定感とは人より優れた自分を誇りに思うことではありません。
たとえ人と比べて劣っていても、自分はかけがえのない存在だという感覚、ありのままの自分をこれで良いと思える気持ちです。
つまり、自己肯定感は
「美人やイケメンであること」
「お金持ちであること」
「仕事や勉強ができること」
など能力や所有しているものを根拠にするのではなく、「自分の生命や存在」そのものを根拠とするものです。
猫や犬などの動物は「自分はダメな存在だ」などと考えもしないでしょう。
何もできないし、何も所有していないにも関わらず。
つまり、自己肯定感が低いというのは人間だけが持つ本来不自然な考え方で、後天的に学んだ（植えつけられた）ものだということです。
自己肯定感を高める方法として
・ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換して使う。
なにか嫌なことがあったとき、つい「どうせ」「私なんて」「だって」「無理」といったネガティブな言葉を使いがちです。
これらの言葉を使わないように意識し、なるべくポジティブな言葉に変換してみることが大事です。
例えば、仕事が半分終わったときに「もう半分終わった」と言うのと、「まだ半分しか終わってない」と言うのでは全く印象が違います。
同じ物事でも、ポジティブに聞こえる言い方を探してみましょう。
また、自分が発した言葉は自分自身の耳で聞いています。
自分でポジティブな言葉を発して耳で聞くことで、気持ちも上向きになっていく効果があります。
・今自分が持っているものを意識する。
人は皆、自分に足りないものや、自分の欠点ばかりに目を向けてしまいがちですが、それでは自信を失ってしまうばかりです。
なので、今自分ができること、自分の良いところに意識的に目を向け、それを認めて自信を持つようにしましょう。
今自分が持っているものを意識することは、今現在の状態に素直に感謝するということにも繋がり、自己肯定感と共に、内面の豊かさも身に付けることができて、一石二鳥です。
・自分の心の声に耳を傾けて、それを解放してあげる。
自分の好きな事に好きなだけ時間を費やすのも良いと思います。
例えば自然が大好きなら一人で公園に散歩に行ったり、山に景色を見に行ったりです。
自己肯定感が低いと好きな事をするよりは、これをしたらどう思われるか、あれをやらなきゃいけない、など自分自身よりも周りの人の目線を中心に考えてしまいます。
自分の好きな事を自由にする時間を作ることで、心を解放しましょう。
究極の自己肯定感を高める方法はこれだ↓
「私はいつでも、どんなときでも宇宙に愛されている！」
この誘導瞑想で自己肯定感を高めましょう。
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