本日は午後六時より新年交礼会が開かれました。F総代長、宮司のあいさつに続いて相談役Nさんによるご発声により乾杯、午後九時頃までお酒を飲みながら歓談されました。総代さんを中心に約三十名の方が参加され、たいへんにぎやかな交礼会となりました。


この新年交礼会、どんど焼きの準備のためにご奉仕されている総代さんたちへの慰労の意味もあるのでしょうが、どんど焼き当日まではまだ数日あります。このところ札幌では最低気温が氷点下五度前後と、かなり寒くなっています。ご奉仕されている総代のみなさん、寒い中お疲れ様です。


そして私自身も、今日は二度、地鎮祭のご奉仕に出かけました。遅れてはいけないし事故を起こしては洒落になりませんので、やっぱり行くときには余裕を持って出かけます。それでも路面が圧雪アイスバーン、つるつるのぴかぴかで、けっこう運転に気を使いました。最近、現地に着いてみると、業者の方が重機で除雪していたり、スコップで雪かきしたりしていることがあります。冬は冬ならではの作業があって大変なようです。


何だか冬を悪者にしていますね(笑)。でも、こんな説を聞いたことがあります。


冬の時期には魂が衰えていき、また復活してどんどん大きくなっていく。だから冬は(魂が)増える=フユという話です。また、丸い鏡餅は魂を意味しており、餅を食べることで魂の再生をはかった、なんて説もあります。昔の人は魂を食べたり、魂がでっかくなったり、小さくなったりすると考えていたんですね・・・・・・と言いつつ、私も実は魂が増えるって言っているんですよね(厳密には「奏上している」)。


祝詞の中に、「恩頼」と書いてミタマノフユって読みをあて、奏上しています。なぜかこの言葉、よく使うんです。意味は、神様から受ける、威力、恩恵、加護のこととお考えいただければよいかと思われます。これも、神様が魂を増やしてくださる、ということからなんでしょうね。



(ごんねぎ)