麦焼酎『吾空』 | 今日は何を飲む?

今日は何を飲む?

二人揃ってお酒好き!の夫婦が、行った店や好きなお酒、食べたツマミ等々、
お酒に関係することなら何でも話します~。

昨日の続きです。
こちらは麦焼酎です。

このお酒、飲んだことがなくても語呂としては耳にしたことが
あるかもしれませんね。「JAL悟空」って言葉で。
(正確には漢字が違いますが…)
JALの海外正規割引航空券とかで使われますよね。

実際にこの焼酎はJALのエグゼクティブクラスに置いてあります。
このお酒を造っている「喜多屋」 によると、
JALから依頼があって、
機内用に50mlのボトルを用意したとのこと。
「空シリーズ」と銘打って熟成焼酎を販売している喜多屋と、
JAL悟空を行っているJALとの、ネーミングの妙ってところで
しょうか。

吾空は、先日仲の良い友人が贈ってくれました。
この友人は基本的にはビール党なのですが、最近は家飲みで
焼酎を飲んでいるとのことで、気に入っている焼酎として
前からこの吾空の話をしていました。
それにしても、なかなか手に入りにくいであろう焼酎を
送ってもらってありがたいです。ありがとうございます。
この焼酎、限定流通販売をしているとのことで、
どこにでも売ってるわけじゃないようです。


この日遊びに来ていた知り合いは、吾空のボトルを見た瞬間に
「あっ、こんな色の焼酎あるの?」と言いました。
そう、この焼酎は蒸留した透明度の高い焼酎の色をしていません。
ほんのり琥珀色をしています。

実は、樫樽にて4年熟成させた長期貯蔵の焼酎とのことで、
なるほどこのような色合いになるのも納得です。
味もまろやかで伸びがあり、のど越しもスッとしてます。
麦の香ばしさもストレートにガツンと伝わるよりは、
柔らかい感じで伝わってきますね。


既に想像がつく方もいるかと思いますが、
この吾空、味わいが一般的な麦焼酎というよりは
ウイスキーに近いと思います。

例えるなら、スコッチのアルコール度を下げて更にまろやかで
飲みやすい感じと言えばいいのかな。
「えっ、それって個性が取れたみたいで魅力ないな」って
思う方もいるかもしれないですが、決してそんなことはなく、
むしろ毎日食後にグラスを傾けても飽きずに飲めるタイプの
お酒だと思います。


ストレートやロックで美味しく飲めますし、
1対1の水割りでもいい感じになると思います。

先程も触れましたが、喜多屋では、「空シリーズ」と銘打っている
以下の4種類の「空」が含まれる焼酎があります。
「吾空」「是空」「皆空」「尽空」です。
それぞれ特徴が違っていて面白そうなので、
飲み比べる機会があればやってみたいと思っています。


麦焼酎 吾空

アルコール分:25度
原材料:麦、麦麹

製造元:「喜多屋」